親です。

読んだ本とかについて書いてます

『新しいLinuxの教科書』を読み終えた

『新しいLinuxの教科書』読み終わった。いままでなんとなく理解してたり言葉だけ知ってたことが結びついて驚きだった。読んで良かった〜。 まあでも読むだけでは分かってないところも多くて、awkコマンドとかは全然使えなさそう。けど使いたい。いろんな便利…

Twitter辞めることに成功した

7月の頭とかからTwitterをほぼやらずに生きている。Twitterやめたいな〜とずっと前から思っていて、けどTwitterは面白いのでついついやってしまっていた。iPhoneのスクリーンタイムとか使って制限してる時期もあったんだけど、なんか仕事が忙しくなってむし…

2021.1に読んだ本とか

はい感想。 2021.1に読んだ本 『素晴らしき洞窟探検の世界』 洞窟探検家の吉田勝次さんの本。いま書いてる小説で洞窟のシーンがあるので読んだ。 まあ一応読んどくかー程度の気持ちで読み始めたんだけど、専門用語とか洞窟内での感覚の変化とかなかなか想像…

2020.12に読んだ本とか

はい感想。 2020.12に読んだ本 『隠された奴隷制』 めちゃくちゃにいい本だった。『奴隷船の世界史』もよかったけどこれもほんとによかった。 大西洋奴隷貿易がどのように資本主義の形成に関わってきたのか、そして奴隷制度に成り代わった資本主義とは本質的…

日本に帰ったらやりたいこと、帰っても続けたいこと

日本に帰ったらやりたいこと、帰っても続けたいこと いま考えている日本に帰ったらやりたい、帰っても続けたいこと、いざ日本に帰ったら絶対忘れそうなのでメモ。 帰ったらやりたい カナダだからやれない、と言ってたこと、今なら日本で堂々できる。(日本で…

カナダから日本に帰ると決めてからの心の動き

カナダから日本に帰ると決めてからの心の動き カナダから日本に帰るぞ! と決めて以来、なんだかすごく心がざわついていて、それが面白かったので記録する。ツイッターで喋ってたことを転記してるだけです。 「元の自分に戻る」という不安 日本に帰るぞーと…

2020.11に読んだ本とか

はい感想。 2020.11に読んだ本 『ゼロから分かる奴隷の歴史』 Wikipediaコピペしたような本だった。32円くらいで売ってたら買っても良かった。 『奴隷船の世界史』 めちゃくちゃいい新書。大西洋奴隷貿易の歴史をヨーロッパ、カリブ諸島、南北アメリカの視点…

2020.10に読んだ本とか

ほい、今月読んだ本です。感想は毎日つけてる日記から転載。 2020.10に読んだ本 『言葉ダイエット』橋口幸生 文章術的な本。けどまあ普通のこといってた。Web前提の時代になってどのように文章作法が変わったのか、みたいなことを知りたかったんだけど、まあ…

2020.9月に読んだ本とか

お疲れ様です。今月読んだ本。 2020.9月に読んだ本 『熱源』川越宗一 ポーランドのアイヌ研究者であるブロニスワフ・ピウスツキと、その研究者と交流があり南極探検隊にも参加したヤヨマネクフ(山辺安之助)を主人公に1870年代〜1940年代までの樺太・北海道…

2020.8月によんだ本とか

お疲れ様です。今月読んだ本。 2020.8月に読んだ本 『ホワイトラビット』 伊坂幸太郎らしい話だな〜〜と思ったことを覚えている。悪役がすごくサラリーマンっぽいのとか。そういう彼らしい世界の捉え方、みたいなのが良いよなと思う。 『韓国とキリスト教 い…

物語を多層的に描く手法——『サブテキストで書く脚本術』の感想

『サブテキストで書く脚本術-映画の行間には何が潜んでいるのか-リンダ・シーガー』を読んだ。 最初からこんなこと書くのも失礼なんだけど、本書、読みづらくって一回離脱した。サブテキストについておもったことを気ままに書いた感じで、何が重要な概念であ…

深大寺恋愛小説賞に応募した

概要 深大寺恋愛小説賞 というのに応募した。2,500文字くらいの掌編を書いた。本文は載せられないけど、あらすじを書いておくと、 おれとカズキは看護科に通うたったふたりの男子生徒で、ふたりが親友になるのは運命のようなものだった。けれどおれはカズキ…

2020.7月に読んだ本(など)

お疲れ様です。7月に読んだ本とか、映画とか、漫画とか、あと書いた小説とかの話です。 2020.7月に読んだ本 平家物語 やっと読み終わった。1ヶ月くらいかけて読んでいた。 エピソードの集積なので細々とした感想が多かった。その感想はツイッターにまとめ…

『群青にサイレン』が面白い

お疲れ様です。ネタバレありありで漫画の感想書くので嫌な人ははよ『群青にサイレン』買ってから以下読んでください。ジャンプ+からも読める。 ちょっとまあBL的に俺が読んでるので、そういう解釈したくない人はこの記事を読まないほうがいいかも。 『群青に…

『〈面白さ〉の研究 世界観エンタメはなぜブームを生むのか』都留泰作 を読んだ

おつかれさまです。 『〈面白さ〉の研究 世界観エンタメはなぜブームを生むのか』という本を読んだので、感想を書いておこうと思います。 概要 文化人類学者であり漫画家でもある筆者・都留泰作が世界観エンタメというくくりでエンタメの世界観構築について…

「物語の構成法は物語を単調にする」か?

「物語の構成法は物語を単調にする」という意見について、もう百万回くらい見てるんだけど、それに対してぼんやり抱える気持ちみたいなのをちゃんと書いてなかったなと思って、書いておく(もしかしたら過去に書いているかも知れんが...) 前提 言葉の定義を…

面白い小説が書きた〜い

小説についてです。ちょっととっ散らかってるんだけど、いま感じていることをいろいろと書き留めておきたいと思う。 目指すところの変化 ことの発端。昨年の暮れに小説を書きはじめて、twitterでいろんな人をみたりするうちに、まああけすけに言えばもっと人…

2020年6月に読んだ本

お疲れ様です。6月に読んだ本です。 (人差し指を深爪してしまいキーボードが打ちにくい) 2020年6月に読んだ本 『おまえじゃなきゃだめなんだ』角田光代 短編集...というよりもっと短い掌編をまとめた本。 角田光代にしてはかなり毒気がなくて、おまえ...…

短い小説を書きました

お疲れ様です。短い小説を書いたのでその感想と、今後について。 短い小説 書いたのはこれ。 kakuyomu.jp 前回から一ヶ月と少し空いたんですが、まあわりとちゃんとしたやつを書けたかなという気持ち。間に一本かけそうだったけど週末仕事で忙しくて書けずに…

技巧的ではない、感慨の小説を書くこと

お疲れ様です。今日はたくさん仕事したなって感じあるので日記でも書く。 書きたい小説と書ける小説 小説について。 えー前回の5000文字くらいの小説を書いてはや三週間という感じで、先週末本当は小説をかけそうだったんだけど仕事がいろいろ入ってかけ…

キャリアの覚書

おつです。色々考えることがあったのでメモ。 概要 えー概要としては、今コロナで色々忙しくてなんもできんなという感情とともに、小説も書けないし仕事もノースキルみたいな感じで度々辛く、そうなるともう小説を全て捨てて英語と仕事のスキルアップだけを…

2020年5月に読んだ本

おつです。読書の記録。 2020.5に読んだ本 『「私」をつくる 近代小説の試み』安藤宏 小説の語り手が誰なのか? ということが気になってTwitterでうだうだ喋ってたらフォローしてる人が教えてくれた。 言文一致体の成り立ちや『浮雲』での二葉亭四迷の苦悩、…

日記 - 20.MAR.20

おつです。 仕事 仕事なんだけど、最近ちょっと忙しくというか、まあよく分からんことをやる機会が増えた。で、こういう時「あ、今だめな精神状態だな」と思ことがあり、興味深かった。 まあだめな状態ってのはもう社会人一年目みたいな、自分がミスった時に…

日記 - 12.MAR.2020

お疲れ様です。日記です。グダグダ疲れたな〜〜って言ってるだけです。 疲労 なんか最近やけに疲れてるな、と感じる。何か漠然としたものについて考えなきゃという義務感がもわっと頭を包んでて、それを感じながらTwitterしたりしてる。ゴールデンウィーク明…

インターネットで創作論を語るのはダサい:訂正版

おつです。 「インターネットで創作論を語るのはダサい」っていう記事を書いたんですが、内容がよくないなと思ったので、そこらへんをまとめます。ほぼ日記。 【目次】 元記事 創作論を語るのはダサい 脚本術・創作論のどこが面白いのか 面白さ、について考…

2020年の4月に読んだ本

おつです。森田です。 2020年も5月になったので、前月に読んだ本の振り返りでもしようかと思います。 読んだ本 『オービタル・クラウド』藤井太洋 SF。 サイエンスフィクションっていうよりテクノロジー小説って感じが強かった。kindleで上巻だけ読んだ…

物語を貫き、構成する要素:内的問題と外的問題について

お疲れ様です。森田です。 脚本術で扱う概念について、簡単に整理します。 脚本術の概念について整理する記事を書こうと思ったときに、まあ三幕構成とかを最初にやるのがいいかなとも思ったんだけど、理論的な基礎がどこかと考えたとき一番の基礎は内的問題…

創作論の書籍47冊と本当にオススメの3冊を紹介する

こんにちは、森田と申します。 この記事では森田が知っている47冊の創作論関連の書籍について紹介します。なんか50冊近く出すとたくさん読んだ自慢みたいになっちゃうので心苦しいのですが、保坂和志もテクニックのこと学ぶやつはクソ全員カス(大略)と言っ…

書くことにまつわる悩みの整理

おつです。日記。 書くことにまつわる悩みの整理 先月、小説のプロットができた。多分三万字以上になる。 で、この小説の書く意義というか、良いなと思ってるのは、この小説はパッとワンアイデアあって作った小説ではなくて、小説家を主人公にしてなんか一本…

脚本術のフィールドワーク:『「感情」から書く脚本術』を読み終えて

おつです。おひさしぶりの更新。 今日、『「感情」から書く脚本術』を読み終えた。読み始めてすぐにも思ったがこの本は脚本術における先行研究みたいな、かなり包括的な議論がされている書籍だった。物語を作るという行為に置ける、幅広い技術的な問題意識を…