制作01_成長型1(方針決定まで)
どうも、MaximoNelson49です。典型的な物語類型として、成長型のお話を書くよ。んでもってその製作過程に考えたことを全て書き留めるよ。
制作意図
- 成長型の典型的な構成を実践する。
- 基本型、叩き台の制作。
実制作
プロット作業
1.プロットver1.1
主人公は大学を出て以来フリーターだが、親しいひととの別れを経て成長する。
2.プロットver1.2
新卒で入った会社を一年足らずで辞め、それ以降は実家のある川崎でバイトをしながら暮らしている。会社員時代に付き合っていた彼女がいる。
反省
あんまり成長ぽくない。動きの幅が狭い。問題ばこばこ生みながら成長する破天荒なののが、まあオーソドックスか? たとえばどんな話なんだろ、ダイヤのエースなどのスポーツもの、レインマンってどんな話だ
最初だから王道で一番よくある話型を書きたいが、それがなんなのか分からない。
⚫王道の定義
・構成
内的問題と外的問題があり、外的問題を解決する過程で内的問題も解決される。両面から作るお話。
・要素
王道感には、こっちの比重が高い?
内的問題:主人公は性格に難があるが、根はいいやつ。困ってるおじいちゃんとか助ける。おじいちゃん子。
外的問題:何かを得る。なんだろ、勝負、成長。最近見た映画だと、火星からの帰還、アカペラで勝つ、オペラ歌手として成功する、お店を守る、パバラッチとして成功する、幻の商船を追う。
何かスポーツでなくてもいい。外的問題なんだから、どこかから来た問題でもいいでしょ。金を奪われて、返すとか。金を借りてて、どうにか逃げるとか。友達が借金取りに追われてて、助けを求めてくるとか。最初は断ろうとするけど借金取りのテクニックで家にはいられて、そんで。
そのとき、主人公はなにものなんだろう。団地にすんでるとして、なんの仕事してるんだろ。自動車修理工? ふたりはどういう関係? 古着屋の店長、頭から膝裏くらいまでのでかいリュックをしょっている。仕入れをする。行商人みたい。
助ける理由はあるか? 読者に納得できる。
・制約
成長するのはひとりだけ。相棒とかはなし。
現実世界の話がいいな、なんとなく。
⚫なんとなく書けない
何故か、と考えると、それはなんについて書けばよいか分からないから。外的問題、何について語るか、テーマが分からない。
なんについて語るか:昨今の作品だと
修道院の聖歌隊に指導をいれる。
「キングスマン」
悪いITをやっつける。
外的問題を、主人公を危機的状況にするものと解釈するなら、
- 災害もの
- 企業もの
- ロードもの
- 探偵小説
それぞれに、危機的状況に違いあり。
テーマ:最近の自分のテーマ
- 感情移入
- 話を聞かないこと
- 教育
- 伝えること
- 悲しみ
- 怒ること
- 実家との付き合い
- 職場 仕事の早さで図られること
- 自分の底の浅さを見抜かれたような感じ
- かわいそう
らへん。
テーマは割とあるんだな。まあ生活に悩み多いしな。鼻の奥が腫れてるな。
たぶん、テーマはあるので、そっちでまとめられるストーリーの方がいいのかな。ロードものとか? 話を聞かないこと、仲の良い友人から旅行に誘われて。
前にあったプロットを使っても良いな。お前の話を聞かせてくれ、的なもので。やっばロンググッドバイは名作だな。
アイデア1
タイトル:お前の話を聞かせてくれ
テーマ:話を聞くこと
大学の友人がいなくなって、それを追う話。発達障害は遺伝するから、途中で出てくる姉は血縁ないほうがいいかな。ほんとに姉必要かな、メンターいるといいけどな。
テーマはある。外的問題がない。外的問題のなさは、まあ本を読む量が少なかったりするからかな。そのストーリーに一番良い外的問題を出すべきだよね。悲しみなら、なんだろ。ひとじに? 悲しめない主人公。
これで、成長型をやるのか。成長型ってなんだろな…。広すぎるか? まあ何が最大公約数的なのかは、作ってから考えていいかもね。とりあえず、悲しみで書くか。短編ひとつ。
アイデア2
タイトル:未定
テーマ:悲しみ
どんな悲しみについて書くか。
- 悲しめないこと
- 自分のために悲しむこと
- それそのものについては悲しめない
- 自分の悲しむ姿を思い描いて悲しむ
- ひとの悲しむ姿を思い描いて悲しむ
- 共感して悲しむ
- 自分が可哀想だ
- 可哀想だねえ
- 大切なものと悲しさ
- 悲しむ、とは?
- 涙を流すことが悲しみの表現ではない
ウ~ム。
成長型って言ったけど、まあ不安定状況が安定する、ってだけで成長型なのかな?成長型って自分で言っときながらまじ意味不明だな。
⚫どうする
今回は全く新しいプロットでやりたい。なんのアイデアもないところから機械的にストーリーを生む練習。
ならば悲しみについて、かな?一旦悲しみについてのブログをまとめた方がいいかな?
お話を作るまでにやっとかなきゃならないタスクってなんだ?
- テーマ
- 外的問題
- 内的問題
- プロット
こんだけ?
各々について実行できるレベルにまで細分化すると
テーマ
- 生活の中で思ったことを書き留めておく。
- 考えるべきことを書き留めておく。
- まとめてしまう?
- 小説に使える形にできればOK 、それが成果物?
外的問題
- 何について扱うか。目に見えるもの。
- これはテーマがたってからの方がいいな。演出だし。
- 主人公の変化。
- これもテーマがたってから。密接。
プロット
- 外的問題を立ててから
- 内的問題を立ててから
- プロットポイント最低みっつ?
- 導入
- オチ
まあ流れはこんなもんだよな。あとは、
その他作業
- 参考文献の読み込み
- 今回の狙い
これら、いつかWBSにまとめて機械的にストーリーたてられるようにしたいな。
今回
上のタスクを埋めよう。
テーマは、悲しみについて
内的問題は、悲しむこと。自分の悲しみについて分かること。
外的問題は、身に振りかかる危機か、親い人の死。
オチは、切り抜けてほっとして泣くか。
内省的であるべき話をどうストーリーを立てるか。感情移入させるか。
問題点
なんというか、想像力が湧くのが、ロンググッドバイ的なお話なんだよな。一番最初に書いた小説の頃から変わってない。これは、何が問題なのか。
- 話が単調になる
- 同じ展開
なんでそうなるのかというと、
- その展開以外にロマン感じない
- それ以外の類型の書き方が分からない?
- どこがポイントなのか
- 演出レベルでの変更で済むのか、構成レベルで何か必要な要素があるのか。前半にこういうシーンをいれなきゃだめとか。
- ロンググッドバイ系は、少なくとも書ける。書き方が分かるし、書けなくても書ける。自分で泣くことができる。それ以外は、なぜ面白いのかいまいち不明。
- 現代のいなぎやが独自進化をとげ帝国化した世界、みたいなのは書けない。
- たぶん「天使にラブソングを」も、書いてたらどこが楽しいのか分からず書ききれないと思う。
- マイルドな、面白い話と、刺さる話と、やはり刺さらないと書けない?
- どうだろうなー?
- けどこれ、燃える話が何故燃えるのか分かって書けたら、武器だよなあ、燃える話書きたいよなあ。
- 燃える展開を体験してない?
- 仕事で手伝ってやるとか、昔の機体を持ち出したときはむねあつだなと思ったけど。
- 熱いはなし、書きたいな
- ロンググッドバイ系のお話は分かるもんな、なんとなく。
- 最初に出会って、けどいなくなって、彼の思い出と同伴しながら何故いなくなったのかという内的な物語とメインになる探偵ものぽい外的な物語が進んで、最後にふたつの物語がとける。外的な物語は一見不条理で、何故そんな問題に取り組むのか分からないけど、実は内的な個人的な物語がある。物語が進むと、外的な物語は内的な物語にそぐわないと分かり、外的な問題がすりかわる。既存の外的な問題を頓挫させ、内的は問題を解決して終わり。
- とかな!
- まじで簡単だもんな~ロンググッドバイ系。
- ところがムネアツ系は、分からない。何が起点になって物語が駆動するのか分からない。
- グレンラガンは、動機を外部に化託していた。あれはものすごい嘘の物語だ。感動的なくらい。
- それにロンググッドバイ系は、いなくなった男の理由をさぐる、ってオチが最初から決まってるし。
- そうなるとムネアツ系はなんだ?助けたい人の敵を倒す?すげーつえー敵を作って倒す?
- あきらめない! とかあいつのために! とか、そういう要素だけで嘘臭くやったらダメだと思う。うーん。書いてみるか。
方針転換:今回
王道って、ムネアツ系のことだろか?そうだな!ばこーんて敵を倒す!これ男性的な話にしないためには、対話することだな。けど物語は個人で書くから、対話が同化的になっちゃうんだよな。
まあ、書こうか。
最後になんとなくグレンラガン
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