親です。

読んだ本とかについて書いてます

制作01_成長型03

どうもMaximoNelson49です。続きを書く。

小説を書くにあたってのテンプレート

1:主人公は誰なのか
2:テーマ(統一概念)はなんなのか
3:切実な問題はなんなのか
4:どんな外的問題があり、どう変化するか
5:どんな内的問題があり、どう変化するか

たぶんこれらさえうまれば、だいたい書ける。


思い付いたストーリー
・まばたきする度世界が変わる。母親の作った弁当を導入で捨てる。母親は兄と謹慎創刊してる。
・昼に起きて、何かをするには遅い気がして投げやりになった一日って誰にでもあると思うけど、それがまるごと人生単位で起こることもあるだろうな

思い付いたストーリー

・ゾンビもの。ウイルスと死ぬことでゾンビ化する。噛まれて感染。噛まれたら大体死ぬから噛まれた時点でゾンビかと思われてるけど、死ななければオッケー。

色々書いてて

なんか、基本の5点だけでは書けぬ。パワポで活動報告する、みたいに、すでに題材がありそれをストーリーに編集するときはまとめに役立つが、なんもねえとこからは厳しい。
なので

要素をプラスする。

1:主人公は誰なのか
2:テーマ(統一概念)はなんなのか
3:切実な問題はなんなのか
3.1:なぜ内・外的問題が問題と言えるのか
3.2:なぜ内・外的問題が解決されるのか
4:どんな外的問題があり、どう変化するか
5:どんな内的問題があり、どう変化するか

こんなかんじ。
ストーリーへの編集が簡単にできるのは、詳細をすでに知っており、切実である理由も分かるから。けど、ゼロから作るお話では、自分のなかでもそれが切実であると言い切れない部分がある。なら、詰めていきましょうねということ。(3.1)
また、解決のされかたについても、4や5の前にある程度考えておいた方が発想は自由になるし、オチありきの解決法はご都合主義を招いたりする。(3.2)
まあ、解決の方法は、また別のエントリで考えよう。

では

書いていた、壁の話を上の7点で考える。

1:主人公は誰なのか
主人公は、主人公(決まってない)。
2:テーマ(統一概念)はなんなのか
テーマは、壁?(決まってない)。
3:切実な問題はなんなのか
切実な問題は、なんだろ?(決まってない)
3.1:なぜ内・外的問題が問題と言えるのか
…決まってない。
3.2:なぜ内・外的問題が解決されるのか
決まってない。
4:どんな外的問題があり、どう変化するか
決まってない!
5:どんな内的問題があり、どう変化するか
なんも決まってねえな!

そら書けんわ

上でも書いたが、既存のストーリーを編集するには「ストーリー基本の5点」は役立つ。しかし、ストーリーを生成するまではいかない。

ストーリーを生成するには

生成するには。
1:思い付くシーンを延々書いてみて、ストーリーの芽を探す。
逃げる主人公と追う警官。警官は全く追い付かない。逃げ切る。得たものをにやにや掲げる。食べ物か飲み物。主人公は子供。切実にそれを必要としている。後ろから、それを取り上げる腕。スーツのパツキン男。アクセサリーじゃらじゃら(なんで?かつての反動?昔は🈳😢👛)。食べちゃう。いくらだ!と子供は男に詰め寄る。利子でチャラだと返される。男は金貸し。親の借金。苦労する気持ちもわかんねえ癖にと罵倒。わかんねえな、俺は金持ちだからナチュラルボーン。鼻水をスーツに擦り付ける。後に成り上がったと分かる。
壁が崩れてくる。家がつぶれる。家には機械細工の大切なものがある。それを救出に戻る。無事、かと思うと目の前で壊れる。直してもらいに、ついでに居候で友人宅にいく。
壁の近くのスラムは、スパイがいる。
壁の近くに住むスラムの子をいじめる。出てくると石を投げる。

こんなもんか。これはまあすごくシンプルなやり方だ。今持っている情報を列挙する。その上で、「ストーリー基本の五点」になりそうな箇所を編集する。けど、問題点がいくつか。

問題点①:ストーリーを生成する、という問題にたいしては、直接の対策になってない。

今持っている情報を列挙しているだけなので、芽を探したり整理をするのに一役買っても、生成まではいかない。

問題点②:成果物のレベル感がモノによってばらばらになる。

情報を列挙するとき、どれだけアイデアを持っているかというのはその時々によってばらばらだ。この作業を経てこのレベルの成果物が出来る、ということにはならない。

ということで。

ここから取れる策は、以下のよう。
①「情報列挙」は小説タスクリストから外し、以上の点をカバーしうる他の方法を見つける。
②「情報列挙」を小説タスクリストからは外さず、以上の点を解決するための作業フェーズを追加する。

まあ、②だよね。

どんな策

「情報列挙」はストーリーの芽になっても、ストーリーの生成レベルまではいかない。言い換えれば、「ストーリー基本の五点」に当てはめて編集できるレベルまではいかない。
その差を埋められる作業フェーズが必要。具体的にはどうなるかというと、簡単。芽に特定の質問をぶつけ、育てる。

ストーリーを育てる質問集

とりま列挙。
  1. 主人公の好きなものは?
  2. 主人公の嫌いなものは?


  3. 以上の理由は?
などなど。
たぶん、芽の段階にあるストーリーは「ストーリー基本の五点」の一点だけがうまってる、とかがある。なので、どこがうまってるかによってぶつける質問を切り替えると良い。

分類項目
  1. 主人公
  2. テーマ
  3. 問い
  4. はじまり
  5. おわり
  6. シーン
  7. オチ
  8. オープニング
  9. ことば
こんなもんかな。

また、「ミステリーの書き方(幻冬舎)」には、アイデアの出しかたに関する記事がある。
東野圭吾はオリジナリティのあるアイデアをどうだすか、ということを書いている。ひとつは、自分という特異性、もうひとつは、ジャンルのお約束をメタ的にとらえることだ。
・自身の素朴な驚きから始まり、なぜ驚いたのか考える。➡自分のフィルターでひっかけて、普遍化する。
・今までおざなりにされていた部分を膨らませる。
阿刀田高はストーリーの元となるアイデアを四つに分類し、物事をその観点から見ることでアイデアに近づけようとしている。
・トリック型
トリックから。
・パーソナリティ型
この人でなければおきなかったなど、人物の特異性を深める。
金言諫言は人生の切り取り。それを小説に起こす。僕もこのパターンで「究極の愛は」みたいなので作ったことがある。成功はしてないけど、書けた。
・不可思議型
まじで不思議なことに出会ったら。
これ、トリック型と不可思議型の違いがよくわからない(両方とも東野圭吾の考えと同じようなものかと思うが…)。
ストーリーの起点となるものを分類しており、上で書いた「ぶつける質問をかえる」ってのにもつながる考え方だ。


思い付いたストーリー

金貸しの男と男の子の話。平行して家のつぶれた男のはなし。男はつぶれても成り上がる。かつての金貸しか。男の子の今後か。

イデア

「龍使いになれる本」ってタイトルの小説、らのべにありそう。メタ的なタイトルなのか、小説本体でそういう本が出てきて、なのか。
らのべ的世界観で進めて、それを否定し、さらに示す物語。女の子の描きかた。人とのコミュニケーション、男友達が書けないこととか。

一旦、小説の書き方についてのエントリを別に作るので、このエントリはおわり。