親です。

読んだ本とかについて書いてます

産後0mの生活について

どうもです。

息子が産まれて、1ヶ月経った。ここまでの生活がどんなもんだったのか、忘れそうなので書いておこうと思う。

書きたいことは下記。
①一日のタイムスケジュール
②息子の成長
③イベント
④買ったもの
⑤所感

①一日のタイムスケジュール

一日のスケジュールについては、ふたつのパターンを試してみた。ひとつめが夜間二交代制。20時〜翌3時担当と、3時〜10時担当を決めて交代制にする方法。当初この方法でやっていたのだが、色々考えた結果二交代制は廃止となり、一緒に夜間のお世話をすることになった。

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こういうかんじ(見づらいかも)。

空白部分がフリータイムで、そのほかは家事育児や身の回りのことについて。息子は基本的に3時間おきにミルクを欲しがるので、その都度おむつ交換・ミルク・寝かしつけを行なっている。また、抱っこしてないと泣いてしまうこともよくあるので、フリータイムの間も抱っこは継続していることが多い。

育児着手前までは3時間のスパンのうち1時間は寝かしつけ、2時間は勉強、みたいに思っていたが、実際のところ1時間は寝かしつけ、2時間は抱っこ時々スクワット、みたいな感じになった。

 まあそんなわけで最初の1ヶ月は勉強とかのスケジュールへの組み込み方を掴めないままに過ぎた。毎日、育児に追われるってほどではないが、育児で薄く支配されて終わった感じ。これではあかんなとなり、ゼロヶ月目後半からは作業時間を意図的に組み込んで、お互い仕事やらするようにした(それはそれでガッチガチのスケジュールで悩んだ)。

一般的に言えることとして、あらかじめスケジュールを考えておくことは無駄ではないと思う。が、予想通りいかないことも承知の上でいた方がいい。何しろ子どもの育てやすさに大きく影響を受けるし、それに初期は子どもの発達スピードも速い。生活リズムが毎日変化していくこともあるので、目の前の子どもの発達に応じてフレキシブルに変更していくかんじがよろしいと思う。走りながら考えるってやつですかね。

②息子の成長

息子はこの1ヶ月でだいぶ変化した。

・体重が2.5kg⇨4kgになった。

最近抱っこで腕疲れるなと思っていたが、どうりで。ただこの先もっともっと重たくなり、みんな腱鞘炎になるそうなので覚悟したい。

・ミルクの量が増えた

我が家は生後3wごろから完全ミルク。現在120〜140mlくらいを一日7回与えている。一日の摂取量が1,000ml超えるとまずいそうなので、そこは調整している。

・うんちは一日一回

母乳やめたらうんちの回数が減った。一回一回の量はおしりにべたーっとつくくらい。あとうんちの匂いも変わって、母乳のとき? はフルーツグラノーラ糖質カットと似た匂いだったのが、今はふつうにうんちです。

・服をつかめるようになった

対面で抱っこしていると、脇の服を握るようになった。あと髪の毛掴まれたりもする。

・目が見えてきている

ときどき、俺や妻の顔を目で追っている。

・起きている時間が増えた

産まれたばかりの頃はずっと寝ていたが、最近は昼間目を開けていることが多い。あと、朝の時間帯に泣くでもなくベッドでウゴウゴとご機嫌に蠢いていることが多い。

・吐き戻しの回数が減った…か?

吐き戻しの回数が減ったように思える。が、割とこれは日によるかも。

・縦抱きが好きになった

抱っこの仕方に好みがあるんだが、横抱きより縦抱きが好きになってきた。縦抱きは両腕必要なので、マジで抱っこ専用機と化す。 

・声色が豊かになってきた

色んな声を出すようになった。キャッキャと笑ったりキューと可愛く呻いたかと思えば、おっさんみたいな声を出したり。 

ほかにも色々あるんだが、今思い出せないので割愛。

③イベント

育児に関係あるものからないものまで、色々あった。

・妻の実家メンバー訪問

来てくれた。1ヶ月目は妻も産褥期で外に出られないので、外から人が来るというのは家の空気が入れ替わってよかった。

・義母訪問

ちょいちょい来てくれる。こちらも同上。

・祖母逝去

俺の祖母がお亡くなりになって、急遽帰省。始発で出て19時ごろ帰宅した。スーツがなかったので、着ていく服に迷った。式は寺側がなんとなく急いでいて、慌ただしかった。大量のメシやら果物をもらって来た。

・妻と喧嘩

喧嘩は何度か。産褥期を舐めていた。家事を受け持つってのはマジで100%やることだ。あと思うのは、ホルモンバランス云々のある産褥期にも関わらず、妻は今後のこと、家族単位のことを考えて俺に気を遣っていた。それを思うと自分だけのことを呑気に考えていた自分が申し訳なくなる。

・変なおじいちゃんが出た

自宅周りに、大声を出し続けるおじいちゃんが出た。「おーい!」「おい!」「おい馬鹿!」「ここだよ!」「ここにいるよ!」

朝5時くらいから怒鳴っていて、老人はなにをするにも朝が早い、と思った。

・ハムスターが死んでしまった

ここ2ヶ月くらい体調をくずしていたハムスターがついに亡くなってしまった。悲しかった。自然と涙が出た。なにかのためではなく、ちゃんと涙を流したのは珍しいことと思う。

④買ったもの

 産後、色んなものを買った。役立ったものを上げていく。

・エルゴの抱っこ紐

抱っこ紐はマジで便利。しっかりしたやつを買った。ベビースリングも買ったんだが、こちらは使い方がしっくりこず。また、赤ちゃんの腰を支えるウエストポーチみたいなやつも買ったんだが、まだ息子の足の長さと合わず、息子がやだよーとしてしまうのでお蔵入りに。

・すのこ

これまでベッド文化だったんだが、子どもが動き出すときのことを考えて床文化にした。ので、すのこ。

すのこをふたつ敷き詰めて、その上に布団を二枚。でっかいスペースができて、けっこうテンションあがった。360℃回転しても余裕がある。

・バランスボール

ゆらゆらするために。まあ、便利だと思う。あやし方の手札は多い方がよい。

プロテイン

育児は筋肉だったので、どうせならとプロテインを購入。効果はどれほどかしらないが、とにかくスゲエ味がする。

・ホットサンド作成機

これが地味に良かった。リビングから出ることなく手軽に温かいものを作れるのは本当によい。冬場なので、冷たいものばっかり食べてると心が苦しくなって来る。ので、よかった。

・座布団

多くて困ることはない。

・ベビーベッド

初期は使っていたけど、結局ベビーベッドの上で作業すると腰を痛めるので徐々に物置に。布団でも腰痛めるんじゃ? と初期は思っていたが、布団は色んな姿勢がとれるので痛めない。

・持ち運び可能なテーブルランプ

深夜のミルク・おむつに使える。年間60試合くらい登板する中継ぎ投手って感じ。

⑤所感

色々思うところはあったんだが、まとまった文章があったので、それ掲載したりする。

 ・親子関係におけるべき思考

べき思考はアホ、みたいに書いたけど、「親はこうあるべき」みたいなのは強くあるよね、という話を妻とした。

例えばバカな話なんだけど、最近タテ抱っこしてると息子が俺の乳首をめっちゃ擦ってきて、それが地味にめっちゃ嫌だし不愉快。んで、同時にこれを不愉快に思ってはならないって思う。
つまり、「親は子どもに対してにこやかであるべき」と思ってる。

こういう「べき思考」って、夫婦間ではかなり崩してきたつもりだった。人間に正しい像なんてない、どんな人間性であろうと存在は肯定される、みたいなのが我が家の共通認識だった。どんなことも話し合って、お互い納得できればそれが一般的でなくてもヨシとできていた。

けど、それが親子関係だと全然できない。
なんでかっていうと、それはまだ息子は俺と意思疎通できなくて、話し合って合意ができないから。ふたりでいいね! とできない。

で、これは息子が言葉を喋るようになっても変わりはしないだろうと思う。それは、俺が親である限り、息子には無限に気持ちを押し付けられるからだ。息子との間に対等な立場でモノを言うことはできないと思ってる。

まあそんなかんじで、親ってのはかくあるべき、みたいなのは他のべき論より激しくなりがちなんだと思う。各位もそこらへん、意識しつつあんまり自分のこと責めずに育児なさってもらえればいいんじゃないかと思いますまる

・育児と苦しみ

産後だとみんなそんなもんだと思うんだけど、妻は出産で体力落ちて仕事や家事育児に以前ほど取り組めない。んでまあ、それは前々から分かってたから俺が育児休暇とって代わりに主戦力になろうとしてた。

んでまあ実際、家事育児は俺がメインにやって、『イクメン』的なことがある程度できていたとは思う。
ただ、この家事育児を俺がやるっての、単に妻から家庭内での役割を奪ってるってだけでもあった。

 「子どもいるもんね、大変な仕事はなるべく振らないようにしたからね!」ってハラスメントあるじゃないですか。育休明けの人から責任の重い仕事を奪うやつ。あれが家庭内で起きてた。

からしたら、頼れて、理解があって、妻をちゃんとサポートできる夫…って正直自分のこと思ってた。育休とって、世間一般の夫婦より、俺は妻のこと大切にしてますよ!😤みたいな。
けどこれ自分に酔ってるだけで全然妻のこと見てないからな。

つーかこういう悩み(楽になること)って、世間からは共感されにくい。ワンオペ育児とかが問題になって、社会的には妻の家事育児負担を軽くすることが善だけど、そこで見落とされる苦しみもある。本来論としては、個々人が自分の生きたいように生きれるか、ってのが問題なんだ。

まあそんなことを喋った。

 ・夜間二交代制、廃止の理由

夜間二交代制、ぐっすり眠れそうで一見いいんだが、廃止となった。理由としては、お互いの担当時間で、どれだけ泣かせず過ごしたか? みたいなかんじのバトルになりそうだったから。育児は共有できないときつい。故に廃止となった。

・時間について

まあ、子どもできるとコントロールできる時間減るなあと。実際の自由時間云々ってか、コントロールできるか否か、そこが一番変化かなと思う。そして裁量があるか否かってのはストレスの強度を決める重要な要素なので、そういう意味で育児はストレスの多い取り組みだと思う。

以上。