親です。

子ども産まれたんで育児とかについて書きます。映画とか心理学とかITとかの趣味についても書きます。

【毎日三題噺】不動産と演劇

と言うわけです。

 

「不動産と演劇」

「お考えのエリア以外だと、S町は結構おすすめです」

「えーそうなんですか。なんか若い人の街ってイメージばっかりで住むって考えたことなかったです」

「そうですね、確かに若者の街っていうのはあると思います。文化的なイメージのわりに最近は住環境も整って来ててなかなかいいです。まだ穴場なので手頃な賃貸もたくさんありますよ」

カウンター越しの訪問客が少しだけ乗り気になったのを私は見逃さなかった。手元にあった候補物件をいくつかプリントアウトし示してみせる。相手は紙面を覗き込み、へー、これくらいの家賃帯からあるんだー、などと言っている。

「そういえば住みたい街ランキングでも見たことあるかも」

そう、その通りなのだ。S町は近年居住地としての人気を高めている。生活環境の整備や主要路線の拡充、駅ビルの改装など、理由は様々あげられる。社をあげての売り込み対象にもなっており、このエリアでの契約は、汚い話をすればノルマ的にも旨味がある。

ただ、営業成績だとかそれ以上に、私は嬉しかった。

休憩時間、私はバックヤードで机に腰掛け、コーヒーを飲む。そして顧客用のパンフレットを眺めた。これは私が自主的に作成し、各営業店でも使ってもらえないかと本社に挙げたシロモノだ。次の引越しにS町はどうですか? そう提案するためのパンフレットだ。自画自賛だが、このパンフレットでS町のプッシュは進められたと思っている。

ここまでS町に肩入れするのには理由があった。大学時代からずっと住み続けていること。大好きな劇場がまちにあること。そして何より、私がこの街を拠点とする劇団の一員であるということだ。

街自体が賑やかになれば、うちの劇団の公演に来てくれる人も増えるはず…。

そう考えてのことだった。

 

プロット

・不動産会社で働いている主人公。ある街を押している。すみたい街ランキングでも順位をあげている、と進める。

・押していた街で演者として劇団やってる、独白か何か。

・すみたい街として街全体が栄えれば、劇団も流行って自分も役者として注目されるかも。んでゆくゆくは大女優

・仕事上で知り合った人と演劇見に行く。相手の言葉を遮る。

・ある時、劇団員が集められて大切な話。事務所の貸主が変わって、テナント料が上がった。かなり昔からテナント料据え置きで借りてて、そのおかげでほとんどタダ同然で借りられていたんだけど、今回ので正規の値段になった。劇団はあんまり収支良くないから、このままだと事務所無しになっちゃう、小道具大道具置いとく場所もない。どうしよ。周囲からは「最近この街人気出て来たからな」と言う声。

・テナント料を聞く。確かに適正価格。ただ、周囲の店
(別の劇団?元々の貸主が劇団好きで貸してくれてたとか)からも地上げ屋っぽいと言われている。よくない噂。

・不動産屋だって知ってる団員が、交渉行ってこいと言う。

・交渉先のオフィス近くで、最初に知り合った人と会う。そのままオフィスまで行っちゃう。地上げ屋は知り合った人だった。

・あの事務所が入っていたところは改装して劇団にするんだと。華麗なる転身。

考えたこと

あんま思いつかねーなーと思いながら女優ってところから。結局主人公の問いが定まらないことにはドラマも立たないので、主人公の問い、どんな変化があるのかってところに注目して考える。で、女優になりたい人。すみたい街ってところから不動産屋やってて女優になりたい人となり、街の人気高めれば…と考えるもテナント料上がって墓穴掘る、と言うストーリーに。

しかし面白くはないな。どうでもいいんだよな、この主人公が女優になろうがならなかろうが。興味ねえよって思ってしまう。問いの重要性。うーむ、わ

クッソつまんないから本文書きたくないなって思ったんですが、一度それ許すと書かなくなりそうだから書いた。