親です。

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【映画感想】カメラを止めるな! ネタバレありのメモ

感想のメモです。あんまり人にはわからんかも。

‪かめとめ良かった。序盤、中盤、終盤と構成的に特殊なやつで、序盤が不躾な問いであり解(終わった瞬間のどうやってこうなるか? の外的な強い問い、全てが合わさった時にこうなるという解)中盤は内的な問いと軽い外的な伏線の回収兼伏線の設置、終盤は外的な解と内的な解。中盤の目配せするような伏線の張り方がほっこりした作風と合ってる、ガチガチの伏線張りまくりとも違う感じ。‬ ‪あと、楽しみ方の共有されていない困った感じの序盤と、これが無茶振りだったっていう中盤の問題提起、メタ的な役者たちの演技の違い、ギャグであることと伏線の緩やかさはかなり関係ある。やっぱりね、という笑いなんだなあ。‬ ‪楽しみ方の共有されていない序盤が持つギャグの雰囲気。‬ ‪あー、大きな伏線を作らせなかったのかな。大きな伏線は大きなドラマを呼ぶから、小さく解消して笑いに変えてるのか、それはあるかも。驚きではなく笑い、嫌味のない笑い、嫌味のなさは日本人バラエティではなくてバランスよくて良かったね。‬

‪意味の話では、こういうのは常に父親の描かれ方がどうも難しいと思うんだけど、職業監督として日銭を稼ぎつつ、小規模に仲間と成功を分かち合うみたいなのが、ドラマに酔ってなくて、けど子どもの写真は飾っちゃうみたいなのが、とても等身大な感じで良かった。‬

以上。