親です。

読んだ本とかについて書いてます

子供に対するフェミの押し付けみたいな話あるけどフェミ押し付けではないわ。

おつです。思ったのでささっと書く。

 

子供に対するフェミ思想の押し付け

みたいな話あんじゃん。んでまあ俺あんまり頭良くないから、今まで「まあ押し付けの面もあるだろうし人は間違ったことをしつつ考えを発展させていくわけだから一時期男尊女卑になるのもやむなし」みたいなことを考えてたんすよ。けどさっき分かった、風呂上がりにふと思って分かった。フェミ教えても押し付けじゃねえわ。そう思ったのは、俺人を殺すのはダメ、ってのはふつうに教えるから。フェミ思想は人間を人間として扱えやってことで、平たく言えば人傷つけんなだから、普通。人殺し否定する程度には教え込んでいい。

んで、んじゃなんで俺さっき風呂入るまではそう思ってなかったんだろってこともある。何か自分の中で危惧するところがあるから人殺しと同じようには考えずに特別な扱いしてたフェミを。それなんなのか。人殺しと女性蔑視の差分はなんなのか。それはたぶん色々あるけど、主には周りが女性蔑視それなりにするってことだ。息子は周囲のそこそこ間違った考えにさらされながら生きていく。その中で苦しみがあんなら俺とか妻が対応することはやぶさかじゃない。具体的な話をする。例えば人殺しはみんなダメって分かってるからいいけど女性蔑視は「女性は優しくあるべき」とかの一見問題なさげな風体でやってきて、だからおかしくないでしょ? とこちらを試してくる。だから「男女平等」と唱えてるだけじゃだめ。ちゃんと背景抑える。あと、女性蔑視しなかったから友達からハブられることとかもあるかもしれない。けど、友達から人殺しするよう求められたらハブられるかどうかとか関係なくもう付き合いたくないじゃん。それと同じように思えるよう、なんであかんのかは教える。(小さい頃とかは、それでも友達いなくなるのはつらいだろな、なら例えば学校で友達いなくなったら即死亡みたいにならないよう、色んなコミュニティに所属させるとかしたい)

まあ他にもあると思うけどそんなかんじ。こういう、正しいんだか正しくないんだか分かんねえってなってる問題は自明な事例との比較で整理した上で、じゃあさっきまでの疑問はどこからくるのか、人殺しと女性蔑視の差分とるみたいなことして考えればいいんだな。はい。

 

育休14.15.16w(2/1〜2/21)週報

おつです。あんま書くことなかったのか、サボってました。ツイッター貼り付けます。

 

14週目

 

15週目

 

16w

 

以上!

 

育休13w(1/25〜1/31)週報

おつです。いきます。

 

①子どものこと

・保育園に6.5時間預けた

保育園に預けて渋谷にいった。気分転換。

迎えにいって、家に帰ったらめちゃくちゃ寝た。やはり保育園はみんなに構ってもらえるようでよい。子どもの体力に付き合えるのは子どもだけ!と思った。

・肌

・3ヶ月

②家庭のこと

今週はなし。

③仕事のこと

今週はお仕事なしでした。

あと、職場に報告書でも送ろうかな? とかは考えてる。

④自分のこと

・三題噺

・電車でのこと

布団が鼻にかかってないか気にしつつ夜寝てます、

 

以上。

【毎日三題噺】黒魔術師と赤の他人

というわけです。

 

黒魔術師と赤の他人

 

プロット

 出て行く同居人を引き止める主人公。あの黒魔術師と二人きりはいやだ、という。
黒魔術師の説明。登場。
三人目募集。
昆虫博士がくる。家賃の安さ。女癖悪いとのこと。毎日朝帰りとか。
黒魔術師とは初日からバトル。
おだてたら研究内容を少し話してくれる。
新種の昆虫。黒魔術師に聞かせると、それは伝説の…となる。
盗みに行くと。
深夜なのに真面目に研究してる。
黒魔術師が反省しているかな…と思ったらしてなくって決行。

 虫逃げる

考えたこと

赤の、ってのが面白いなあと。赤の他人、赤の魔術師、他の色との対比もできる。
昆虫博士は子供でもいいし、大人でも。
アパートは何を住まわせるか。

友達の昆虫博士、バカにされるとガチでキレて詰めてくる。黒の魔術師、古代史。アパートでルームシェア。黒の魔術師が古代文書みたいなので見つけたものが昆虫博士にとっては新種の昆虫かも、という話。
黒魔術師、同じアパートにはいった院生の昆虫博士と仲良くしたい、が、絡み方がうざったいので嫌われてしまう。
黒魔術師側が昆虫博士の成果(新種の虫)をもらいたい。が、昆虫博士からは蛇蝎の如く嫌われているから使わせてもらえない。(「黒の魔術師だかなんだか知らないけど赤の他人でしょ」)ので、研究室に盗みに入ろうとする。
理系キャンパス初めて行く。暗くて怖い中頑張って昆虫研究室にたどり着くと、昆虫博士がまだいて研究してる。スゲエ真剣にやってて、はっとする。

【毎日三題噺】不動産と演劇

と言うわけです。

 

「不動産と演劇」

「お考えのエリア以外だと、S町は結構おすすめです」

「えーそうなんですか。なんか若い人の街ってイメージばっかりで住むって考えたことなかったです」

「そうですね、確かに若者の街っていうのはあると思います。文化的なイメージのわりに最近は住環境も整って来ててなかなかいいです。まだ穴場なので手頃な賃貸もたくさんありますよ」

カウンター越しの訪問客が少しだけ乗り気になったのを私は見逃さなかった。手元にあった候補物件をいくつかプリントアウトし示してみせる。相手は紙面を覗き込み、へー、これくらいの家賃帯からあるんだー、などと言っている。

「そういえば住みたい街ランキングでも見たことあるかも」

そう、その通りなのだ。S町は近年居住地としての人気を高めている。生活環境の整備や主要路線の拡充、駅ビルの改装など、理由は様々あげられる。社をあげての売り込み対象にもなっており、このエリアでの契約は、汚い話をすればノルマ的にも旨味がある。

ただ、営業成績だとかそれ以上に、私は嬉しかった。

休憩時間、私はバックヤードで机に腰掛け、コーヒーを飲む。そして顧客用のパンフレットを眺めた。これは私が自主的に作成し、各営業店でも使ってもらえないかと本社に挙げたシロモノだ。次の引越しにS町はどうですか? そう提案するためのパンフレットだ。自画自賛だが、このパンフレットでS町のプッシュは進められたと思っている。

ここまでS町に肩入れするのには理由があった。大学時代からずっと住み続けていること。大好きな劇場がまちにあること。そして何より、私がこの街を拠点とする劇団の一員であるということだ。

街自体が賑やかになれば、うちの劇団の公演に来てくれる人も増えるはず…。

そう考えてのことだった。

 

プロット

・不動産会社で働いている主人公。ある街を押している。すみたい街ランキングでも順位をあげている、と進める。

・押していた街で演者として劇団やってる、独白か何か。

・すみたい街として街全体が栄えれば、劇団も流行って自分も役者として注目されるかも。んでゆくゆくは大女優

・仕事上で知り合った人と演劇見に行く。相手の言葉を遮る。

・ある時、劇団員が集められて大切な話。事務所の貸主が変わって、テナント料が上がった。かなり昔からテナント料据え置きで借りてて、そのおかげでほとんどタダ同然で借りられていたんだけど、今回ので正規の値段になった。劇団はあんまり収支良くないから、このままだと事務所無しになっちゃう、小道具大道具置いとく場所もない。どうしよ。周囲からは「最近この街人気出て来たからな」と言う声。

・テナント料を聞く。確かに適正価格。ただ、周囲の店
(別の劇団?元々の貸主が劇団好きで貸してくれてたとか)からも地上げ屋っぽいと言われている。よくない噂。

・不動産屋だって知ってる団員が、交渉行ってこいと言う。

・交渉先のオフィス近くで、最初に知り合った人と会う。そのままオフィスまで行っちゃう。地上げ屋は知り合った人だった。

・あの事務所が入っていたところは改装して劇団にするんだと。華麗なる転身。

考えたこと

あんま思いつかねーなーと思いながら女優ってところから。結局主人公の問いが定まらないことにはドラマも立たないので、主人公の問い、どんな変化があるのかってところに注目して考える。で、女優になりたい人。すみたい街ってところから不動産屋やってて女優になりたい人となり、街の人気高めれば…と考えるもテナント料上がって墓穴掘る、と言うストーリーに。

しかし面白くはないな。どうでもいいんだよな、この主人公が女優になろうがならなかろうが。興味ねえよって思ってしまう。問いの重要性。うーむ、わ

クッソつまんないから本文書きたくないなって思ったんですが、一度それ許すと書かなくなりそうだから書いた。

【毎日三題噺】殺し屋の生活

というわけです。


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部屋にあるいちばん高価そうなものが実家の茶葉だった。
「…なんやこれ」
「お茶っ葉です、親父と兄貴がお茶農家やってて」
「払うお金はないんか」
いやその、ないってわけじゃないんですけど。やったら持ってこいや。いやそれが。それってなんや。
俺はあいまいな顔で返事をする。
「あんな、たかが3万円の家賃やろ、そんなん滞納するのあんただけやわ。なんで払えへんの」
「いやその、養育費とか、そういう、特別なお金があって」
大家の田島さんはハアーとため息をつく。齢70を超えているらしい顔には皺が多い。
「そんなんなんも特別やないわ。誰でもあるようなことやろが。どうせ酒とギャンブルで使い込んだだけやろが」
「そんなわけじゃあないんですけど」
言葉では否定したが、実際のところ出費の大部分は酒とギャンブルだった。その後田島さんには給料日を押さえられ、その日のうちに滞納した二ヶ月分の家賃62,000円を持ってくる旨の念書を書かされた。人差し指を朱肉に押し付け、それで拇印にする。田島さんはテーブルの脇にあったちり紙をこちらによこして
「もう用事済んだではよ帰り」

投げ出されるみたいにして家の外に出される。
田島さんの家は、俺の入っているアパートのすぐ隣だった。色々と話をつけなきゃならないものに関してはすぐに話に行けるから楽だが、その代わり都合の悪い問題についてもこうして帰り道を田島さんに見つかって捕獲されることが多々ある。そして、本当に都合の悪いことに俺はこのアパートの家賃を二ヶ月間滞納していたわけだ。こうして呼び出されるのも今日がはじめてではない。
「あークッソ…」
呼び出しは忌々しいが、しかし家賃滞納は事実であり、動かしようもない問題だ。家に帰ると、俺はつい癖で冷蔵庫を開け酒を探した。が。
「あれ、ないな、飲み干したんだっけな」
まだ日も高い。スーパーに出かけることにした。

スーパーでの買い物を終える。家に帰る道とは別方向の道を歩く。せっかくここまできたのだから、そう思って、俺は歩いた。少し行くと公園がある。そこでは小学生たちが男女入り混じって遊んでいる。俺が公園に入るとそのうちの一人が笑ってこちらにかけてくる。
「わー、お父さん! わーどうしたの!」
「わー、かずみ! 近く寄ったから来たんだよー」
「なんだ、仕事…」
かずみが仕事、と口にした瞬間に、俺は腰をかがめて「しっ…」と大げさなジェスチャーをする。「ここじゃあ危ない」かずみも内緒話の姿勢になって
「まだ続けてるんだ、殺し屋の仕事…」
「言うな。その通りだ。今も、悪い奴らに追われててな、こうしてかずみと会ってるのを見られたらまずいんだ」
かずみはにっこり笑う。「そうなんだ」
「いつか落ち着いたら、みんなで国外逃亡しようね、南の島とかに」
俺は笑いながら公園の反対側へと歩く。ちょうど入れ替わりで、母親(元妻)が公園に入ってくる。

戻ると福引をやってる、俺もスーパーで買い物をしたから、堂々とひける。

 

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書ききれなかった分

書ききれなかったので展開だけまとめる。全体のストーリーを考えたいので、こうやって流しつつ毎日三題噺するぞ。
・福引してバリあてる
・公園にいく。娘いないので妻の家にいく。バリ旅行を告げるが断られる。養育費のこと言ったらキレられる。カードローン残ってるっていう。こっちは養育費払いながら頑張ってんのに。パスポートも持ってないくせに。
・翌日仕事。仕事は清掃。ゴキブリの殺し屋。ゴキブリ脈動(?)
実際金がない。バリ旅行なんて金券屋で金に変えればよい。けどいいかっこしたい。どうにか金産むには。清掃のときに知った館内のつくりを生かして盗みに入る? いや無理だろ。
・素直に酒やめる。パチンコも今日はやめる。帰りにコンビニで日経プレジデントを読んでる就活生。横目で見られる。馬鹿にされた気がする。自分は音楽誌読む。知り合いがラッパーになって成功してる。まじかよ。買って帰る。アイドルにハマる。
・帰宅するとまた大家。音楽誌の表紙がアイドルだから、飲む打つ買うと言われる。そういや今日給料日。家にあげてもらう。
・ バリ旅行のことを大家が知ってる。身の上相談みたいになる。一喝される。
・バリ旅行諦めて堅実な生活。

 

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イデア整理

 

殺し屋ってお前人殺すんやぞ、そんなナチュラルにいてたまるか、という感じがあるな、蚊の殺し屋とかじゃねえと、清掃業者で自分のことをゴキブリの殺し屋って自称してて離婚した妻に娘の親権取られてて娘にいい顔したいがためにバリ旅行に連れて行きたい、妻にはなじられて、養育費のためにアパート代払えないと言ってしまう、養育費は娘のための金だろがてめえは娘と自分どっちが大切なんだよ、ゴキブリは脈動する(?)金が必要、ゴキブリ退治のときに見つけた通路使って盗みに入る? いやいや。なんでこのオッさんはいい顔見せようとする? どうせパスポートも持ってないしパスポート代も払えない。酒代とかパチンコ代をけずって家賃払って、バリ旅行は妻子に渡す、パチンコ屋で大家と会う、余裕だなと言われる、唇を読む。ラストは大家とパチ屋の前で会う、オッさんは野菜をスーパーで買っている。パチ屋には入らない。
なぜ行動を変えた?
コンビニで日経プレジデントとかを読む、就活生向け記事、疎外感がある。
なぜ行動を変えた? 自分を認めることは難しい、もうアラサーからアラフォーに差し掛かる、先輩のらっぱーがアルバムを出す、馬鹿にしてたけど続けたらそうなってた。
パチンコとか生活習慣は依存だから、抜けるときにはほかに健康的に依存する先が必要、大家が面倒みてくれるか、アイドルにでもハマるか。酒をやめて暇そうにしてたら一回アイドルにハマりそうになり、大家にまた見つかり大家が面倒みてくれる? 面倒見いいなあ。
一回抜けたらなかなか次の人入らないから。格安。風呂場共有。実家は静岡でお茶農家やってて、結婚した兄が継いでる。元妻はパートやりながらの主婦だったけど今は実家に戻りSEになって堅実な収入がある。お前はなんの苦労もしてねえだろと言われる大家に。大家には茶葉を差し入れしてる最初のシーン。大家に言い訳で養育費のことを話してる。次会ったときに妻のこと聞かれて妻はちゃんとやってんだろうがと責められる。
アホか、お前がいまさらええかっこできると思うか、お前はお前の立ってる場所から始めなきゃなんてえんだよ

 

これもうちょい長くするなら、ここまで導入でその後大家が大病患うとかの問題が起きて、その中で主人公の問題も解決されて成長、みたいな感じなんだろうな。ただし全く面白くはない、

 

【毎日三題噺】オヨンチメグの一生

と言うわけです。

 

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おおきな扉は開け放たれたままになっていた。そこからは春の陽光が差し込んでいる。時々風がふき、この国らしい、乾燥した空気が砂埃を屋内に運ぶ。だれかが気が付いて、時々扉は閉じられるものの、すぐ別の誰かがその扉を開けて家の中に入ってくる。だから扉は開けっぱなしだった。

こんなに人の出入りが多いのはいつぶりだろうか。オヨンチメグは平たいベッドで、多くの人にーーどれも懐かしい顔ばかりだーー取り囲まれながら思った。そのことは、彼女にとっては喜ばしいことだった。

かつてはこの家にも多くの人が出入りしていた。男性中心的なこの国において、勝気な性分の彼女は他の男に負けず劣らず、多くの人を従える人生だった。若くに結婚した彼女は自らの子どもを育てながら、その傍らで地域の子どもたちを預かり、幼稚園を経営していた。数年間の経営ののち、大きな戦争が始まり、幼稚園は国の接収にあった。彼女の人生の盛りは、人類史に残るような政治的動乱、戦争の真っ只中にあった。幼稚園の代わりにあてがわれたのは郊外の小さな家屋だった。幼稚園の様々な道具や家財を売り払い、それでも売り切れなかったたくさんの荷物とともに、彼女は小さな郊外の家に押し込められた。彼女の手元にもっともあったのは写真たてだ。かつてともに働いた人や、教え子たちの写真だった。たくさんの写真たてに囲まれて、彼女は今後のことを考えた。

新しい家は食堂にした。はじめは屋台同然だったが、三年が過ぎる頃には、オヨンチメグは隣の区画の家を自らのものとし、半分を自宅、もう半分を食堂にした。食堂には、たくさんの写真たてをおいても十分場所が余った。

やがて子どもがひとり、またひとりと独立した。全ての子どもが独立したとき、彼女は食堂を畳もうと考えた。すると、一番上の息子が食堂を継ぐと言い出した。彼女は息子の言うに任せ、彼女の城の一部と従業員を彼に明け渡した。すぐに食堂の経営は傾いて、乞い願われて彼女がまた働き出すことになった。

2年前の冬、彼女は食堂の脇で転び、寝たきりになった。

オヨンチメグは今、人生を終えようとしている。知らせを聞いて、多くの人が彼女の食堂に訪れた。最後に、皆が立ち会おうとしている。後ろではテレビが流れている。オヨンチメグの若かった頃、テレビにはリモコンがあって、いまはない。ただ電源のスイッチがあるだけだ。

皆の声に混じって、テレビの音が聞こえてくる。

「爆心地への調査員の派遣は、今回が初めてであり…」

乾いた空気は食堂の扉から吹き込んでやまないようだ。写真たてを並べる必要はもうなかった。

 

(人類・はじめて・幼稚園/1h)