育休っていう国の制度使えば給料の8割くらいの手当てがもらえるらしいじゃん???
どうもmaximonelson49です。短いやつ書くよ。
京大の男性准教授が育休を取って知った“後悔”とは〈dot.〉
って記事読んだ。んで、せやせや! ってめっちゃ思ったので記録。
男性正社員に「育休を取得しなかった理由」を尋ねると、その主要トップは、「職場が育休を取得しづらい雰囲気だったから」(27%)、「会社で育休制度が整備されていなかったから」(26%)、「残業が多い等、業務が繁忙であったため」(21%)、「休業取得による、所得減等の心配があったから」(19%)とつづく(2015年厚労省委託調査)。
たしかに、所得についていえば、育休を取得した期間は、手取り月収が8割ほど(生後半年目からは6割ほど)になり、取得期間に応じてボーナスも減ってしまう。
しかし、「会社で育休制度が整備されていなかったから」は、本来理由にならない。育休は、1年以上雇用されていて近々に契約満了しないならば、基本的に誰でも(非正規雇用労働者でも)制度上は取得できる。会社で育休制度が整備されていなくても、取得できるのだ。
この事実がもっと知られるようになれば、取得希望率はもっと高まるかもしれない。というのも、「休業制度・両立支援制度が会社に整備されていなくても法律上、制度の対象であれば利用できることを知っていた」のは、男性正社員のたった32%で、取得希望率36%とほぼ同率だからだ(2015年厚労省委託調査)。
(太字は俺がつけてます)
育休が会社の制度だと思われてる、って勘違いは本当に多い。子持ちじゃない人に特に多くて、俺が「育休とりますよー」と言ったとき「よく取れたね」とか「いい会社だね」とかのリアクションをとる。が、これは会社ではなくて国の制度だ。最長一年(場合によっては一年半)の育児休暇と、その間の給付金は国の制度だとして認められている。
給付金について言えば、記事にある通り最初の半年は直近半年の給与の8割ていどが支給される。支給額自体は育休半年までが6.6割、半年から一年までが5割なんだけど、社会保険料(健康保険料と厚生年金保険料)が全額免除になったり、自治体によっては住民税も減免されるところがある。かつ、収入もゼロ扱いなので所得税だってかからない。ここらへんの税金関連の免除で6,7万くらいが浮く。そんなこんなで、俺は毎日定時退社で働いたときと同じ額の給付金が得られることになった。働かないで金が貰えるなら働きたくない。ので俺は育休を取った。(もちろんそれは育児休暇取得直前の半年間で残業をそれなりにした計算だからなんだが)
まあそんだけ。今回は以上です。
FileMakerの勉強 vol.6(第10章)
はい勉強。
『FileMakerMasterBook 初級編』第10章(データベースの画面を作ろう)
タイトル通り、今回からは画面作り。8章とかで作ったテーブルたちに対する画面をつくる。
●レイアウトモードからの詳細画面作成
基本的にはこんな流れ。
- 必要となる画面を考える
- FileMaker提供の大枠の中から画面を選ぶ
- レイアウトを決めフィールドを配置する
こんなん。
1,2はまあいいとして、3番を今回は色々と触った。覚えときたいのが下記。
①画面を作るためにテーブルオカレンスを作る。
なんだか理屈が分かってないんだが、8章で用意していた3つのテーブル(タスク、担当者、添付ファイル)の他にそれらをそれぞれコピーしたタスク管理、タスクの担当者、タスクの添付ファイルという3つのテーブルを、リレーションシップのダイアログで作成した。
なんでこれわざわざ存在してるやつもう1つ作ったんだろ? バックアップか?
②画面に紐付けられるのは単独のテーブルのみ
画面を作るときに対象のテーブルを指定する。画面に表示できる項目は、そのテーブルに限る。ただ、そのテーブルと関連付けた上でリレーションシップのオプションからテーブル作成を許可すれば、ほかのテーブルの項目も置けるようになる。
③レイアウトの配置がクッソ操作性悪い
愚痴だけど、操作しづらい。FileMakerは基本的にMac用のソフトなんだが、今回自分はWindowsから触ってて、そのせいかクッソ操作性が悪い。せめてエクセルのオートシェイプ並みにしてくれ。あとマジで米粒みたいなボタン操作を要求される。全然ユーザーに優しくない。高齢者は使えなくないですか? FileMaker。
●ブラウズモードでの入力
詳細画面が作れたので、入力してみる。が、ここにきて上手くいかないことが出てくる。
①何故か他のテーブルから引き込んだフィールドの入力情報が保持されない。
入力はできるんだが、地のエリアを触ると情報が消えてしまう。他のフィールドに行く、とかだと消えない。なんなん???
テラテイルにも起票してみたが、反応なし。
https://teratail.com/questions/94544
➡︎ リレーション付けをしていたデータ間で、タイプの齟齬があった。だから紐付けすることができず、入力にも影響出てたっぽい。なるほど!
②バージョン管理
FileMakerは自動保存なんだが、これバージョン管理どうすんだ。作りかけで置いとくとか出来ないのか?????分かんねーな。
③スライドコントロールのレイアウト
テキストにはタブコントロールのボタンを長押しでスライドコントロールが出る、と記載あるが、出ない。うーん、Windowsだとやっぱりだめなのか?
➡︎ できた。プルダウン?で選べた。
④タブ順の設定
タブキーで次のフィールドを選択する、みたいなの、普通のWEBサイトとかでもあるじゃないすか。ああいうのの設定ができた。ここではどのフィールドが対象で、どの順番で選択されるのかを設定できる。あら嬉しい。
こんなかんじの画面。
これ、分かりますか?沢山矢印があって、その矢印ついてるフィールドはタブで選択できるフィールドなわけです。んでね、この操作はタブ順の設定なんすよ。順番。あれ、どこで順番設定すんのかな?って思ったらさあ。
だからなんでそんな米粒みてえなサイズなんだよ!!!! 視力検査でひらがな読ませるやつじゃねーか。ちなみにこれ俺は眼鏡かけても順番完全に分かりません。
うーん、まさか公式テキストで煮詰まるとは。今回は以上。直ったら更新するかも。
FileMakerの勉強 vol.5(第8,9章)
どもですmaximonelson49です。
『FileMakerMasterBook 初級編』第8章(新しいデータベースを作ろう)
この章からやっと、本格的にデータベースを作るような感じになってきた。ので、ここからはほとんどが細かい操作方法の説明だ。いちいち書いてもしょうがないし、簡単にこんなことが書いてあった、とだけまとめる。
また、テキストではゼロからデータベース作る感じのことが書いてあり、どんなデータベースにします、みたいなデータベース設計のところにも少しページが割かれていた。システムを作るときはなんでもだが、もっともキモなのはこの設計の部分だ。どんなふうに考えて設計するのか。そこもちゃんとまとめたいんだが、現段階ではちとまとめようがないので、割愛させてもらう。
下記、書いてあったことまとめ。
●フィールドオプションについて
①新規データベースファイル
②データベースの管理オプション
[ファイル]タブ⇨[管理]⇨[データベース]からデータベースの管理オプションにいける。以降の作業はこのオプション画面で行われた。
③テーブルの作成
④フィールドの作成
⑤フィールドオプション 自動入力
タイムスタンプや作成者のアカウント名を自動入力させることができる。ハウスキーピングフィールドにこういうの設定する。また、デフォルト値の設定もできる。
⑥フィールドオプション 入力値の制限
タイプとか上限下限とか。計算式で制限かけることも可能で、ここで簡単なデータチェックのモジュール作ったりするのだろうか? と思った。それとも外部化できたりすんのか。
あと間違った値が設定された時のポップアップとかも、ここで設定できる。
⑦フィールドオプション データの格納
グローバル格納(すべてのレコードに同じ値をいれるやつ)の設定など。またオブジェクトデータ(添付ファイルとか)を外部に持っといて、そこと紐付ける設定とかも。
●データベースの見た目
レイアウトの作成。FileMakerは単なるデータベースだけでなくて、表示させる画面まで作れる。その画面のレイアウトをどのように考えて作るのか? の部分。
①使うシチュエーションを考える
②そのとき、ざっくりどんな画面になるか考える
これは一覧形式がいいなとか詳細画面がいいなとか印刷画面が必要とか、その程度の話だ。
③どんな画面の遷移が必要か考える
一覧画面からは詳細画面に画面が遷移できると便利だな、とか。
詳しいところは次の章で扱うようだ。
『FileMakerMasterBook 初級編』第9章(レイアウトの種類やツール)
ここではレイアウトモードの簡単な説明があった。さっと示す。
①レイアウトは大きく3種類
コンピュータ、タッチデバイス、印刷の3種。
②レイアウトのツール
主要なのはインスペクタとフィールドピッカー。インスペクタでだいたいのレイアウトいじりはできる。フィールドピッカーではフィールドの配置?ができる(どういうことだろ?)
③画面構成
レイアウトモードには基本となる画面の構成がある。 例えばそれはナビゲーションのエリアだったり。いじれないところはFileMaker自身の機能に属するので、Appの完成品にはたぶん表示されない? のかな、わかんねえ。
今回は以上。簡単でしたね。
出産するかもしれんから to do
おつです。maximonelson49です。
以前育休入るための資料をまとめた
育休とるための書類ってなんだっけ? - 今から父になるから俺の悩みを聞いてくれ。
けど、そろそろ生まれそうなので今後やることを整理。
⑴手続き関連
下記のページ参考に出産後の提出資料を追加して、今後の流れを整理する。
出産後に行う8個の手続き一覧!出生届けは産後14日以内|コドミィ
⓪役所関連そのいち
☑︎住民税の減免申請
☑︎会社の資料提出スケジュールを握る
①産まれる
②会社関連の資料提出そのいち
休職願い変更届
☑︎育児休暇給付金の念押し
☑︎社会保険料の減免申請
健康保険の扶養に入れる
③役所関連の資料提出そのに
出生届
児童手当の申請
④会社関連そのに
扶養通ったら乳幼児医療費助成
⑵赤子お迎え
⓪出産前
☑︎出産待機用のエナドリ買う
☑︎四方八方(ハンガー)賈う
☑︎さらさ(乳児向け洗剤)買う
☑︎コンビ肌着6着
☑︎ベビベの布団受け取り
☑︎布団と肌着の洗濯
①誕生後速やか
赤ちゃん用爪切り
②家にくる直前
哺乳瓶
☑︎おむつ (サイズ)
タオル?
☑︎ミルク
おむつゴミ袋 箱
③その後
ベビーカー
抱っこ紐
⑶会社の引き継ぎ
☑︎①引き継ぎ資料の承認もらう
☑︎②成績考課の資料
☑︎③部単位の引き継ぎ
☑︎④総務に今後の資料について頭出し
☑︎⑤後輩のあれこれを片付ける
⑥担当案件のクロージングと引き継ぎ
⑷その他
会社の荷物をちょいちょいもって帰る
☑︎妻実家に連絡?
とりま以上。随時ここは更新していこう。
『NAKED』っていうNetflixの面白い映画を見たよ
おつです。maximonelson49です。Netflixで『NAKED』を見たので感想。
NAKED
あらすじは下記。
愛する女性との結婚式直前に、なぜかホテルのエレベーターの中で素っ裸の姿で目覚めるロブ。しかも、どうやらタイムループに巻き込まれているみたい!?
これ公式のあらすじなんですけど、もう百点満点ですよね。見終わってもだいたいこんな感じで、思い通りおバカ映画で全く期待を裏切られませんでした。差別的だったりのいやらしい笑いもなくて、見たあと疲れたりもしませんでした。Netflixのポリコレありがてえ。
シンプルな因果と、SF的な舞台装置の陳腐化
以下ネタバレしつつ書くんですが、この映画で興味深いなと思ったのは、いわゆる脚本術的な典型的な形からズレる描き方をしていた点。
例えばこの映画にはいつくかの課題が与えられている。課題ってのは、それにオチが与えられないと観客が納得してエンドロール迎えられないよね、ってやつのことです。
NAKEDの課題
- 成長
- 義父との和解
- 結婚相手の元カレをぶちのめす
- 何故全裸なのか?
- ループの謎
で、脚本の王道パターン(?)だと、こういう複数の課題をうまいこと組み合わせて解消させることが多い。
主人公を全裸にした上エレベーターに閉じ込めたのは元カレだった。元カレは主人公の結婚相手に嫌がらせをするため、主人公を足止めし、また義父にも嫌がらせをしかけていた。主人公は元カレの企みを暴き、義父とも和解する。
このストーリーが面白いかは別として、こういう感じに義父との和解、元カレ、全裸の3つを絡めるみたいな。なぜこういうことするかっていうと、理由はいくつかある。
ひとつは、全く別の問題のように思えていた問題がうまいことハマって解消されると、それだけでミステリ的な加点が入るから。ぷよぷよ(死語)みたいなもんです。
それと、こういう『課題ー解消』(問いと答え、フリとオチ、伏線と回収)の因果関係は物語をストーリー付ける重要な要素だが、単に因果を配置するだけだと弱い。多層的にしたり連ねたり、みたいなことで物語は強くなる。そういうわけで色々な課題はまとめあげたほうが物語の筋がかっちりする(と思ってる)。
んだが、NAKEDはそういうことをしない。①成長 は全編通してそれとなく示され、達成される。④全裸 は主人公の元カノが結婚を妬んでのことと分かる。⑤ループの原因は謎のまま(神様のせい、みたいなことはほのめかされる)②と③は絡んでて、元カレが義父の会社に敵対的買収をしかけており、それを主人公がループの中で耳にして解消させる。
こういうやり方って、自分としてはなかなか新鮮だった。因果は多層的なほどよいのかと思いきや、それを選択しない脚本もある(し、面白い)。たぶんコメディであることは大いに関係するんだろけど。
また、SF的な味付けであるループの扱いも面白かった。ループものとしては『何故ループするのか』ってのは物語の中心的な課題であり、それに付随するループの開始地点の謎(今回なら全裸)も物語の中心だと思っていた。けど、この映画の中でのループの扱いはもはや様式みたいなもんで「そういうもの」でしかない。こういう、ループはもはや様式でありそれの斬新な解釈を行うだけがストーリーではない、ってのが新鮮に思えたし、SF的な舞台装置も一周したな、と思わされた。
こういうつくりでも充分面白く感じたので、問いと答えを連ねるだけが物語ではないな、ってのが良かったです。それと主人公の顔がとてもよかった。
以上!
FileMakerの勉強 vol.4(第7章)
どもっすmaximonelson49です。FileMakerの勉強4回目。
『FileMakerMasterBook 初級編』第7章(データベースと構造)
やっとデータベースらしいところになってきた。リレーションとか、そういうやつ。ざっくり下記のようなことが書いてあった。
●FileMakerのリレーションシップ
ファイルタブ⇨管理⇨データベース⇨リレーションシップタブの操作でリレーションシップグラフってのが開ける。FileMakerではここで直感的に関連付けとかを行う。
上のリレーションシップグラフの画像では、3つの箱とそれを結ぶ2つの線が表示されている。3つの箱をテーブルオカレンスと呼び、このひもがリレーションシップを表している。
・関連付け
この項目とこの項目は同じ値ですよー、ってルールを決めたりする(リレーションシップのひもを結ぶ)のを関連付けと呼び、そういうルールを決められたフィールドを照合フィールドと呼ぶ。
●レイアウトとテーブルオカレンス
FileMakerではアプリのレイアウトまで触れるが、実際にレイアウトに表示する項目はリレーションシップグラフにも表示させなければならない。
●リレーションシップグラフの操作
ここは割愛。色んな操作があった。参照整合性を守るためのチェックボックスもあった。
●データベースの設計
設計はマジでキモなので、ここでは軽くとこのと。こんな感じの流れで作るみたいだった。
①どんなデータベースなのか?
なんにまつわるデータベースなのか、なにがしたいのか、どの情報とどの情報を関連付けたいのか、の整理。
②なんの情報の集まりか
そこに集まる情報を書き出して整理。また集まった情報をグルーピングする。このグルーピングしたまとまりがテーブルになる。
③グルーピングした情報
そのグループごとに、含まれるデータ項目を整理。
④ユニークなレコードにする
テーブルのデータ項目が洗えたら、そのデータ項目でレコードがユニークになるか、をチェックする。これは「ほんとうは別のものなのにデータベース上見分けが付かない」という事態を避けるために行う。
例えば顧客名簿が名前、年齢、都道府県で構成されていたとき、別人なのに全く同じ、という人が出ることはあると思う。それは困る。
じゃあどうすんのかっていうとデータ項目を追加するんだが、ここで生年月日とか所属企業とかを追加しても意味はない。確かに細やかにはなったが、可能性としてダブりうる。なので、ユニークにするためだけのデータ項目を追加する。IDとかを付与してあげればよい。
⑤ハウスキーピングフィールド
データの管理に使用するフィールド。該当のフィールドを「いつ誰が作成したり修正したりした」かの情報を載せたフィールドだ。
んで、このフィールドは自動入力になることが多い(いちいちユーザーに入力させらんないから)。
⑥フィールド名
フィールド名は全体で統一感待たせた方がきれい。またどんな情報を入力するか分かりやすいものにするとよい。
IDについては「ID」というフィールド名にして、外部キーフィールドについては「ID_関連元のわかりやすい名前」とかにする。
⑦イベントのテーブル
テーブルは2つの種類に分けられる。イベントとマスタ(リソース)。イベントは出来事を示し、日常業務の中で何かが発生したら使用される。マスタテーブルは現実に存在しているモノのことで、イベントテーブルの中で項目として使われたりする。
たぶんここで、設計自体はおしまい。以下はFileMaker特有の作業。
⑧設計からリレーションシップグラフへ
そのデータベースの中で使われるテーブルとテーブルの関係が整理できたとして、その整理がそのままリレーションシップグラフに使えるかと言われると、そうではない。リレーションシップグラフっていうのは画面と結びつくもので、どんな画面を作るかなよってリレーションシップグラフの作り方は変わる。
今回はここまで。若干説明しにくかったのは理解できてないからか。がんばろ。
週末映画6本立て『ダンケルク』『未来を花束にして』『ボヤージュ・オブ・タイム』『アーロと少年』『哭声/コクソン』『フォレスト・ガンプ 一期一会』
(台風なので)映画館で1本見たのと、TSUTAYAで5本借りてきて見ました。映画館では『ダンケルク』、自宅では『未来を花束にして』『ボヤージュ・オブ・タイム』『アーロと少年』『哭声/コクソン』『フォレスト・ガンプ 一期一会』を見た。
『ダンケルク』
ダークナイトとかインセプションとかとってるノーラン監督の作品。第二次世界大戦下のフランス・ダンケルクの港において英仏両軍35万人が撤退に成功したダンケルクの戦いを描いたもの。物語は地上で船を待つ兵士、イギリス本土からダンケルクへ救出へ向かう一般商船の船長、空軍としてダンケルクの空を守る軍人という三人の視点で描かれる。陸海空から、それぞれ物語の時間幅も弄って、という作りになっており、ガワの作り方は面白かったし、撤退に成功?⇨爆撃されてダメになる、とかの繰り返しはそれなりに緊張感あって良かった。映像も綺麗だったし、音楽も圧迫感あり、劇場で観て良かった。ただ、語られた内容として、結局どこが面白いのかはよく分かんなかった。戦争そのものを描いた、みたいな評価を見たけど、戦争そのものを描くことなんてできないでしょと思ってしまう。助けた兵士に事故で友達を死なされてしまう少年が兵士に向けて「問題ない」と言う、みたいなシーンがあって、あれは少し心に残った。なんでそんなことが言えたのか。
また、キリアンマーフィーとジャックロウデンがクソイケメンでよかった。
『未来を花束にして』
原題サフラジェット。イギリスでの女性参政権獲得の歴史を描いた? 映画。マジで女性参政権のなくて当たり前の時代があったんだな、参政権得るために過激な手段も辞さないという感じで命かけて活動した人がいたんだな、というのがわりと驚いた。“当たり前の感覚”としてこういう不平等があるわけだから、現代における“当たり前の感覚”も将来はマジ前近代的、みたいな感じになるんだろうなとも思った。常識のない人間で良かった。
『ボヤージュ・オブ・タイム』
芸術映画枠で借りた。地球の始まりから現代までを映像のみで追いつつ、途中でポエムが入ったり世界各国のお祭りの様子が流れたりする映画。恐竜が出なかったのが、少し残念だった。恐竜がみたかった。
あとブラピがプロデュースしてた。
『アーロと少年』
首長竜(?)のアーロと少年スポックの冒険もの。E.T.みたいなの想像してたけど、アーロが主人公でスポックはほぼ犬のような扱いです。
恐怖に立ち向かうこと、みたいなのをテーマになんかアメリカっぽいな、て感じの映画でした。メンタル弱まってるときに見たからわりと普通に見れたけど、主人公ヘナヘナしすぎな感は否めないかも。
あと映画中で常に四つ足で歩き犬のように鳴く少年スポックが、ラスト突然普通に歩き出して「お前歩けるんかい!!」となった。
『哭声/コクソン』
韓国のサスペンスホラー。韓国といえば犯罪もの、みたいなイメージがあるなかで借りたらホラー(呪いとかが出てくる)だった。敵が日本からきた悪霊? なんだけど、日本の悪霊と韓国の呪術師がバトルするシーンで両国の呪いスタイルがかなり違って面白かった。日本は怖すぎるし、韓国はなんだかんだ大陸系のお祭りスタイルで愉快だった。また、子役の演技がすごくて、これで韓国国内の新人女優賞とってるんだとか。日本の悪霊役の人もなんかの賞とってた。
人が死ぬシーンにギャグをつっこむ(韓国映画でよくみる)とか、壮絶なシーンがプロレスっぽいとか、重要人物が雷に打たれそれをギャグにするとか、なんだか総体としてのツッコミどころは多いんだが、シーン単位で見るとものすごく鬼気迫るシーンにがあって、勢いのある映画だった。訳は分からんかったけど。
アメリカの批評サイトでもものすごい高評価とのこと。
ここまで映画みながら見たんすけど「あーまだ続くんか」と思い始めたラスト30分くらいが、すげえ面白かったです。ストーリーのお作法としてはダメなところもあるのに、それなのに面白かった。すげえな。辻褄合ってないんじゃ? と思うところもある。この作品は分析して価値あると思う。
『フォレスト・ガンプ 一期一会』
名作枠で借りた。主人公フォレスト・ガンプの人生を描きつつ、それに混ぜ込む形で戦後アメリカの歴史を描いた作品。アメリカ人は好きそう。まーーほっこりというか名作なんだろけど、特に感想はなかったです。色々あったねえ、ってかんじ。
あと、
人生はチョコレートの箱、開けてみるまで分からない(Life is like a box of chocolates. You never know what you're gonna get.)」。
という名ゼリフを聞けて良かった。
一番面白かったのはコクソンでした。今回はここまで。 これからワンダーウーマン観に行く。