FileMakerの勉強 vol.4(第7章)
どもっすmaximonelson49です。FileMakerの勉強4回目。
『FileMakerMasterBook 初級編』第7章(データベースと構造)
やっとデータベースらしいところになってきた。リレーションとか、そういうやつ。ざっくり下記のようなことが書いてあった。
●FileMakerのリレーションシップ
ファイルタブ⇨管理⇨データベース⇨リレーションシップタブの操作でリレーションシップグラフってのが開ける。FileMakerではここで直感的に関連付けとかを行う。
上のリレーションシップグラフの画像では、3つの箱とそれを結ぶ2つの線が表示されている。3つの箱をテーブルオカレンスと呼び、このひもがリレーションシップを表している。
・関連付け
この項目とこの項目は同じ値ですよー、ってルールを決めたりする(リレーションシップのひもを結ぶ)のを関連付けと呼び、そういうルールを決められたフィールドを照合フィールドと呼ぶ。
●レイアウトとテーブルオカレンス
FileMakerではアプリのレイアウトまで触れるが、実際にレイアウトに表示する項目はリレーションシップグラフにも表示させなければならない。
●リレーションシップグラフの操作
ここは割愛。色んな操作があった。参照整合性を守るためのチェックボックスもあった。
●データベースの設計
設計はマジでキモなので、ここでは軽くとこのと。こんな感じの流れで作るみたいだった。
①どんなデータベースなのか?
なんにまつわるデータベースなのか、なにがしたいのか、どの情報とどの情報を関連付けたいのか、の整理。
②なんの情報の集まりか
そこに集まる情報を書き出して整理。また集まった情報をグルーピングする。このグルーピングしたまとまりがテーブルになる。
③グルーピングした情報
そのグループごとに、含まれるデータ項目を整理。
④ユニークなレコードにする
テーブルのデータ項目が洗えたら、そのデータ項目でレコードがユニークになるか、をチェックする。これは「ほんとうは別のものなのにデータベース上見分けが付かない」という事態を避けるために行う。
例えば顧客名簿が名前、年齢、都道府県で構成されていたとき、別人なのに全く同じ、という人が出ることはあると思う。それは困る。
じゃあどうすんのかっていうとデータ項目を追加するんだが、ここで生年月日とか所属企業とかを追加しても意味はない。確かに細やかにはなったが、可能性としてダブりうる。なので、ユニークにするためだけのデータ項目を追加する。IDとかを付与してあげればよい。
⑤ハウスキーピングフィールド
データの管理に使用するフィールド。該当のフィールドを「いつ誰が作成したり修正したりした」かの情報を載せたフィールドだ。
んで、このフィールドは自動入力になることが多い(いちいちユーザーに入力させらんないから)。
⑥フィールド名
フィールド名は全体で統一感待たせた方がきれい。またどんな情報を入力するか分かりやすいものにするとよい。
IDについては「ID」というフィールド名にして、外部キーフィールドについては「ID_関連元のわかりやすい名前」とかにする。
⑦イベントのテーブル
テーブルは2つの種類に分けられる。イベントとマスタ(リソース)。イベントは出来事を示し、日常業務の中で何かが発生したら使用される。マスタテーブルは現実に存在しているモノのことで、イベントテーブルの中で項目として使われたりする。
たぶんここで、設計自体はおしまい。以下はFileMaker特有の作業。
⑧設計からリレーションシップグラフへ
そのデータベースの中で使われるテーブルとテーブルの関係が整理できたとして、その整理がそのままリレーションシップグラフに使えるかと言われると、そうではない。リレーションシップグラフっていうのは画面と結びつくもので、どんな画面を作るかなよってリレーションシップグラフの作り方は変わる。
今回はここまで。若干説明しにくかったのは理解できてないからか。がんばろ。