親です。

読んだ本とかについて書いてます

15_「友達の数で寿命はきまる 人との「つながり」が最高の健康法」石川善樹

どうもMaximoNelson49です。宇野常寛さんとこでちらほら目にしてた予防医学のお医者さん・石川善樹さんの本を読んだよ。

ざっくりメモ

面白かった点を抜き出す。これはハウトゥー的なメモとして、とりあえず覚えときたいものとして。

・ひとの目標の立て方3パターン。
未来のことだけ考えて楽観的に。目の前の困難さで悲観的に。未来と現在を行き来する。3つ目の、未来に関しては楽観的に、現実には悲観的に、が最もうまくいく。「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行せよ」
・定年後は犬
仕事でしか人間関係を持たない男が定年後に地域社会に溶け込むには、まず犬とか散歩して近くのおばさんがたに可愛いワンちゃんですねぇ〜って言ってもらうこと。父に勧めよう。飼うのに費用のかからない犬調べて。
・デフォルトネットワークモード
脳のリフレッシュ。再起動。
・ネットワークの本
『つながり 社会的ネットワークの驚くべき力』講談社
『新ネットワーク思考 〜世界のしくみを読み解く〜』NHK出版
『複雑な世界、単純な法則 ネットワーク科学の最前線』草思社
・瞑想の仕方
調身、調息、調心。
『身』
椅子に深く腰掛け背筋を伸ばし肩を落としてリラックス。
まぶたを閉じず開けず半眼。1m先のペン、目の前の人差し指のどちらにも焦点合わせず中間をぼんやりみる感じ。
『息』
「3-2-15呼吸法」
3秒鼻息すい、2秒とめ、15秒で口から吐く。
「数息観」
ひとー、で息吐き、つ、で吸う。
『心』
「フォーカス・アテンション」「止瞑想」
深くリズミカルな呼吸をしながらろうそくじっと見る。ぼうっとするだけでもいいのか?
「エンパシー・エンハンスメント」「共感の瞑想」
恵まれない人びとを思い浮かべて、心の中で寄り添ってひたすら思いやる。幸せ感を押し上げたりストレスを下げる。
「オープン・モニタリング」「観瞑想」
脳に次々入ってくる情報を流していく。「今何時だろ」「疲れてんな」「カーテン開いてるわ」「お腹いっぱい」とかの情報をいちいち立ち止まらず吟味せず、ただ受け流していく。そうしていると思考感情をセルフモニタリングできるようになって客観状態に近づける。
・WHOの健康の定義
「健康とは、単に病気がないだけではなく、身体的、精神的、社会的に完全に良好な状態である。」
・うつ
WHOでも、近い将来うつ病が心身の病気の罹患率でトップにくると予測。
「いいこと日記」
寝る前に今日一日であったちいことを3つ書き出す。ゼリグマン教授がすすめる。行動経済学者のダニエル・カーネマンの「ピークエンドの法則」物事の印象はピークとエンドで決まる。からも、終わりにいいこと日記で思い出すと1日ポジティブで終われる。
・幸せ3パターン
「快楽パターン」
勝った! 美味い! 利己的なやつ。
「意味パターン」
利他的。世のため人のため。これになんの意味があるのか? で納得するひとはこれだろな。
「没頭パターン」
寝食忘れて打込めて幸せ。フロー(ポジティブ心理学のミハイ・チクセントミハイ博士が提唱。)という状態。

ということらしい。