親です。

読んだ本とかについて書いてます

モントリオールに来た

おつです。

渡航モントリオール一日目

ついにカナダに渡航した。今書いているのはカナダに到着して一泊したあとの二日目の夜なんだか、ま〜だカナダに来た(日本にサヨナラした)実感がわかない。なので感情的な部分についてはどう文章にまとめていいのか分からない。とりあえず事実ベースでカナダへのフライト、初日、二日目のことを書いていくと、

フライト

・フライトは日本時間の7/24(木)17時半に成田発の飛行機に乗り、カナダ時間の7/24(木)16時半にモントリオールに到着 ・分かりにくいが飛行機は12時間かかったってる ・エコノミーだったので夫婦ふたりの身体の上に息子を寝かした ・さすがに大変だろなと思っていたが息子は一度も泣かず、ぐずるレベルのことはあったが抱っこしてユラユラしたらすぐに寝た ・いうて一時間とか間隔で起きたりはしてたので疲れたな〜とは思ったが、俺の体調が良かったことと、気持ちの備えがあったので楽だったなという感じ ・添乗員の方が優しくて話しかけてくれた ・妻のコミュニケーション能力がバリ高いので最終的に手作りのメッセージカードをもらった ・到着後は現地サポートの人にホテルまで送ってもらい、そのまま疲れて寝た ・時差ボケとかは正直よくわからん、普通に生活できてしまってる

2日目

・実際に動いたのは2日目 ・ホテルから市街までバスと地下鉄を乗り継いで出た。40分くらい。 ・乗り物で人がやたらと助けてくれる。場所をあけたり、ドアを押さえてくれたり、階段で手伝ってくれたり。 ・人種的にはもちろん白人が多いが、ブラックの人もアジアンもそこそこいてあんまり肩身の狭い想いをしなかった。 ・スーパーの品揃えはあんまり変わらん。値段も同じようなもんだった。 ・セルフレジなのでチップいらず。 ・英語話せたらこれなんの苦労もなく生活できそうだなと思った

面白かったこと

・おちてるごはん

駅付近にやたらごはんが落ちてて面白かった。

ちぎられたパン

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バナナ

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パン

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・頼る頼られる

街を歩いてたら正面から歩いてきた大荷物のおじちゃんに呼び止められ、荷物を一時的に持たされた。人に頼る、頼られるのハードルが低い。

・拝まれる

地下鉄にベビーカーで入ったところ場所を開けてくれ、そして妻が拝まれていた。なぜ。

・飲み物が美味しい

香辛料の入ったジュースの類が多くて、美味しかった。コーラもシナモンっぽくてうめえな〜となった。

とりあえずこんなもんでした。

渡航に向けて家を引き払った

おつです。カナダ渡航、いよいよです。

渡航前々日の気持ち

今日は朝の8時から不用品の回収をやったりガスの閉栓をしたり航空便を出したり家の退去をしたり、終わったかと思えば3時間とか? かけて多摩の奥地から成田まで電車に揺られたりした。

あー、もう退去したから書いていいんだと思うけど、俺は今まで京王堀之内って駅のエリアに住んでました。通ってた大学が隣駅の南大沢にあって、ほんで新卒で入った現場は多摩センターにある東京海上日動だったから、マジで上京してからもう8年とか9年とかこの多摩の地に住んでたことになる。

多摩、正直発展度合い的には俺の実家と大差なくて、都心に出ようと思ったら一時間弱は電車に揺られる必要あるし、山だらけだし、でけえ川もあるし、すごく馴染みやすかった。上京したての頃南大沢のみずほ銀行で口座を開設して、そのときみずほダイレクトを頑なに拒んだら対応してくれた窓口のおばちゃんに詐欺じゃないから大丈夫だよとめっちゃ心配されたのを覚えてる。俺のおばあちゃんは東京の人はみんな嘘つきだと言ってた。何が言いたいかって、地方から上がってきて東京だ東京だって思ってたけど、9年間この土地に住んで今ではすっかり多摩に愛着持ってて、けど、今日家を引き払った。

正直ぜんぜん実感わかない。明後日からカナダで生活してますよと言われても、はあ、みたいにしか思えない。カナダって多摩とは違うのかな、ハローキティいないのかな、ファミマないのかな。

今から京王堀之内帰ったら、夜遅いから駅前のサンワは閉まってて、けどファミマと京王ストアはやってて、家に帰る途中にはやたらめったら自動車の展示場多くて、さるすべりの花がきれいで、二郎の前にはたくさん人が並んでて、中央大の野球部が自転車で通り過ぎていって、俺の家があって、マジで、あるんだと思ってんだけど、実際はない。

めっちゃ不思議だよなあ。妻とふたりで暮らして、息子が産まれて、みんなでたくさん散歩した大栗川のまわり、もう歩くことないもんなあ。大栗川、かれこれ3年くらい護岸工事してるけど全然終わらなくて、また工期伸びてるよ〜とか笑うことももうなくて、今日家から駅まで最後に歩いたとき全部にばいばいした。

こうやって書くとけっこうせつない。マジで俺移住すんのかな? よく分かってないんだけど移住すんだよな。妻にも息子にも負担が少ないといいよなって思う。しばらくは保育園にもいれずに家族3人で過ごして、どうにかこうにかやってけるといいな。英語はわかんないけど、気合で当たって砕けろでいく。

しかし実感ってなんなんだろな、息子が産まれるときも実感がわくとかわかないとか考えた。なんなら今でさえ実感なんてわいてないと思う。実感、何なんだろね。自分のこととして消化することとかか? なんか書いてたらめっちゃ眠くなってきた。明日は渡航に向けて英気を養います。

以上!!

手足口病にかかったよ

もうほんとにしょげてんだけど、手足口病にかかりました。息子もかかった。来週からカナダ渡航なんすけどね。息子は3日間くらい熱が出て、それからは機嫌が悪かったり発疹が出たりしてるけど元気。それと入れ替わる感じで俺も手足口病にかかった。

手足口病飛沫感染がメインらしいんだが、飛沫もなにも、普段から息子の食いさしを食べろ! と息子にされて食べてるし、まあそらがっつりかかるわなと思った。幸いなことに妻はかかってないらしく、3連休は甘えさせてもらって家で寝ていた。息子も機嫌よくないのに申し訳ない。

症状としては、土曜の夜になんとなく倦怠感と関節痛、喉の痛みがあるなとなり、とりあえずロキソニンを飲んで寝たんだが、深夜に寒気で起きたりした。 翌日日曜からはもう熱やらだるさやらでキツくて、月曜までそれが続いてる。 また、月曜になって喉の痛みが本気を出してきて、覗き込むと白い斑点ができていた。ただ手足口病で言われるような口内炎的な痛みかと言われると単なる喉の腫れという感じが強かった。

そんで火曜になったらだいぶ身体動くようになってきたんだけど、代わりに手足口に発疹がばーっとでてきてそれがマジで痛い。やばい。

書いてて思うんだけど、手足口病は症状が目まぐるしく代わる。何がなんだか分からん。けど結局、医者に行っても「まああと3日も寝てりゃ治るんじゃない」みたいなこと言われて痛み止めもらって終わるし、なんだか辛さと対処のバランスが取れねえなあ〜という感じだった。

あとまあ今回風邪ひいて、めっちゃ体調悪くて、マジではやく体調よくなったらいいのになってめっちゃ思った。こんだけだるかったり、常に身体が痛かったりすると全然精神的な余裕もなくて、息子に対しても怒っちゃったんだよな。なんか俺これまで自分のこと寛容な人だと思ってたんだけど、いや俺たんじゅんに健康なやつだった。俺もあと十年とかしたらアラフォーで、さすがに身体のどっかにガタが出始めてて、そんだけで人に寛容になれないとしたら、あーそれキツイなって思った。やんなっちゃうよな。ほんま早めに子ども育てられたのは良かったな。なによりこの一週間くらいほとんどワンオペの妻にありがとうございました。

以上!

追記

なんかもう手足口病口内炎が口中にできるやつがやばくて、今歯磨きしたあとうがいしようとして水含んだら痛くてゴベェッ!! て水吐いた。つーかなんで歯磨き自体は平気なの、

追記の追記

なんか、口内炎つらくて2日ぐらい砂糖水とヨーグルトだけ食べて過ごしてた。口の中は常に痛いし、あと腹もいっつも空いてるし、歯磨きするときは涙出るし、辛いよ〜!! と思った。妻がことあるごとにかわいそう〜!! と言ってくれて、良かった。今意を決してそうめん食べたら食べられて、お腹がめちゃくちゃぎゅるるると音を立ててます。古いPCかよ。

ディープラーニングのセミナーいった

おつです。今回はもう半分メモなんだけど、昨日今日とディープラーニングのハンズオンセミナー行ってて、そこで参加者の人のディープラーニング学ぶモチベーションみたいなのとかお互い話したりするんすよ、んで、俺はまあ一応脚本の解析みたいなプロジェクトにって言ってるんですけど、これ正確には俺単になんで物語が読めるのかみたいなのとか自分の考えたことの裏付けとしてディープラーニングを使いたいんであって、プロジェクトとかビジネスのために勉強してるわけじゃないんですよね。まああわよくば金になったら嬉しいけどモチベーションになるのはそこではない、それを忘れてはならないなと思いました、ハイ終わり!

追記

講師の人と話していて思いついたんだけど、ドラマの連なっている文章を生成できて、かつその連なり具合を判定できれば、GANでどんどん優秀なモデルを作れそうだなと思った。

今、親知らずを抜きました。

おつです。今さっき親知らず抜きました。抜いたのは右上の親知らずです。今までありがとうございました。

抜くまでの経緯

昔いつだったか忘れたんですが右上親知らずに虫歯ができ、詰め物をしてもらったんですが染みる感覚が残っていました。

2ヶ月ほど前に渡航にむけて虫歯治療をしようと地元の歯医者に通い、詰め物も詰め直してもらったんですが、依然として染みるのは治らず、今回別の歯医者に行ったところ虫歯でした。

普段から歯を磨こうとすると痛みでうまく磨けず、すでに虫歯なら放置しても虫歯がひどくなるのは目に見えており、また渡航直前のためふつうに虫歯治療を行おうとするとこのレベルの虫歯(染みるレベルの、神経に届いてるかもしれんやつ)は時間が足りないらしく抜歯の運びとなりました。

抜歯の様子

抜く? と聞かれた際はもうあんまり何も考えず抜きますと答えました。普段から歯磨きのときに痛むのが嫌だったので即決でした。抜くのに必要な時間を聞き、スケジュール的に問題なかったので今抜きますと伝え、ほんじゃと麻酔を3本くらい打ってもらいました。その後少し待ち、抜きますねーと抜いてもらいました。

抜かれるときは、これ自分見えてないからいいものの他人からしたら完全に拷問やなみたいなことを思いました。配慮のある拷問だ、みたいなことを考えて、これが俺の語彙の限界かと思いました。歯は結構しっかり顎についていたみたいで、歯医者さんはこれ思ったよりしっかり埋まってますねーと言いながら抜いてました。メキメキいう音とかも聞こえて、自分の口の中で他人が飴をかみ潰しているみたいな感覚でした。実は死ぬのかもしれないと思いました。そして知らないうちに抜けました。痛みは全然なかったです。

その後

その後、抜けた穴にスポンジを詰め込み、ガーゼを噛んで止血し、術後の注意事項を聞き、抜けた歯を見せてもらいました。歯の根っこがすごい90度くらい曲がっていて、これが引っかかって抜けにくくなっていたと説明を受けました。ここらへんから俺はなんかシナシナとし始めて、抜こうと決めたときのためらいのなさが全部消えてシオシオになりました。歯の側面には結構深い穴が空いていて、これが染みたんだと教えてもらえました。歯、いりますか? と聞かれたんですがいらないですと答えました。シナシナのシオシオだったせいで小声になってしまい、歯科衛生士さんが俺の口元まで耳を寄せていました。

それから妻に諸々連絡して、数日はうどん食べよと思いました。歯医者は立川にあったんですが、今日絶対立川IKEAでメシ食って帰ったろって思っていたのにふつうに帰りました。痛まないといいなと思います。

以上です。

最近の生活

最近のことです。いろんなトピック。

息子氏かわいい

息子、もう一歳半も超えまして、日々あ゛ーっかわいって思ってる。特にここ最近でやばかったのが、息子はものを食べるときに「あむ」と言うんだが、それと「〜したい」をくっつけて、お腹が空いたとき「あむた〜い」と言う。めっちゃかわいい。あと寝起きにひとりで遊んでる。障子メッチャ破る。昼寝がクソ長い。保育園で遊びに夢中でお迎えに気が付かない。はあしんどい、かわいい。

日本の生活残り3週間

渡航が7末と決まり、ものを捨てる作業もだいぶ気合が入ってきた。先日は倉庫にあったいつか使うかもしれんと思っていたものを全部捨てた。捨てるだけでも一苦労で、金もなんだかんだ十万円くらいかかってる気がする。

それと、歯医者にも通ってる。この2、3ヶ月で歯医者を3つ変え、全てで全く違う箇所の虫歯を指摘されている。もうなんか、虫歯って統一的な虫歯があるわけではなくて、歯医者それぞれの基準でやってんだなと思った。それで口の中をゴリゴリやられるんだから患者としてはやってられないが、カナダは歯科治療が保険適用外で一本治すのに30万円とかかかるので、渋々虫歯を治している。

Web開発

ウェブ開発については6月の頭にDRFとVueで非同期通信をやったりCSSフレームワークに手を出したりと結構面白かった。ひとつアプリを作っただけなのでまだまだやってみたレベルだが、今後も時間を作って何か開発したい。特にサーバープッシュがやりたい。websocketがやりたい。そんでボードゲームを作りたいとおもってる。ゲーム作るのってたぶんすごく勉強になると思うんだよな、テストもちゃんとやることになるだろうし、パフォーマンスのことも多少考えると思う、あとセッション管理とかもあるな、そして継続的に他人に使ってもらえるってのがやっぱ手の抜けなさになると思うから、ボードゲーム作って日曜大工コーディングから卒業したい。

機械学習

chainerエンジョイ勢です。今まで機械学習はゼロ作とかやってて、は〜毎回このしんどい作業するのかとか思ってたけど、はやくフレームワーク使えば良かったんだよなあ。これでモデル作成については割と簡単にできそうだと分かったので、前処理や結果の検証みたいなところに力をさけそうだなと思ってる。けどまだまだ。今度セミナーいきます。

Skype飲み

地元の友人と毎年夏に飲んでいて、今年もやるつもりでいたが俺が海外に行ってしまうので時期を早めて飲んだ。かつ、上京してもらうのも悪いなと思ったのでSkype飲み。他人の家の中とかが写って楽しかったし、各々の酒とツマミを各々が用意し紹介するみたいなのが良いなと思った。
飲み会自体はまあ例のごとくそんな盛り上がらず途中沈黙もあったが、飲んだ後に疲れず、楽しかったと思えるのも地元の友人なので今後も年に一回くらいのペースでSkype飲みできればいいなと思う。
次回はNetflixで同時に映画を流して映画鑑賞しつつ飲もうとなった。 あとみんな転職したり考えたりしていて、そういう時期だよね〜〜と思った。SEになるという友人もおり、仲間が増えて嬉しいです。

メンタル調子悪い

なんか知らんがこの一週間ほどメンタルの調子が優れない。天気悪いくらいしか原因が思いつかんが、はよ良くなってくれと思う。なんかやる気が出なかったり、ちょっとしたことでくよくよしたりしてしまう。

カナダ渡航への気持ち

渡航となってどうですか!? と言われてもそうねえ...みたいなリアクションしかなかなか取れないんだが、そうだな、やっぱすごい緊張というか不安はある。渡航が決まった瞬間はめちゃくちゃテンションが上がったが、日を追うごとにやはりこの環境の変化についての不安が出てきて、英語大丈夫なのかとか、環境変わって喧嘩しちゃうんだろうなとか、息子はあっちでやってけるだろうかとか、仕事続けられるだろうかとか、そういうことを不安に思う。まあ不安なら準備しまくってやったったぞ! と思った方が健全だとも思うんだが。。

けど楽しみなこととしては、初めての西洋文化圏なので、マジで白人だらけなのかなってこととか、現地で同じ移民の友人ができたらいいなとか、家が多分広くなるだろうなとか、新しく家の間取りとかを考えたりとか、もしかしたら半年もしたら度胸だけで英語が喋れるようになってるかもしれんなとか、そんで知らない街が自分の街になって妻と息子と公園に遊びに行ったりできるのかなとか、あと英語できたらフレームワークの翻訳とかOSSコミットとか現地の勉強会に出たりとか色々広がるなとか、モントリオールはゲームの街なのでそういう求人に応募できないかなとか。あと、これが安定したら本当に色々とやり終えた感じなので、色々と妻とものを考えたり話したりする時間ができてくるかなとも思う。小説書いたり、というのはまた次元の違う時間の使い方になるからわからんけど、まあ海外移住という人生のチェックボックスを埋めるというのは、マジで一歩進んだ感がある、そう思いました。

以上!!

人肌程度の後悔を情熱と言い張っている

おつです。なんか今回はちゃんと暗い話というか、そういうのを書きます。全然文章として綺麗にまとめる気がないです。

俺は今まで散々このブログで、俺の中心には小説があって、昔は高校から大学まで毎日小説を書いていて、小説について考えることが好きだ、って書いてきたんだけど、正直もう社会人になってからまともに小説というものをかけた試しがない。小説について考える、ということについても、社会人一年目とかの段階ならちょっと前まで小説を書いていたその勢いの残りというかそんな感じのもので、ブログに考えを書いてみたり、映画を見るときも脚本術的な観点から考えてみたりしていたが、もうマジで、今社会人五年目で、小説が全然書けなくて、マジで書けない。

なんか、まあ、端的に言ってそれを本当一年中毎日毎日後悔してて、後ろ暗くて、じゃあ書けばいいじゃんって思うけど書けないし、書こうとしても元々遅筆だから二時間で1000文字行ったら御の字、普通は一時間で100文字とかみたいなペースだし、そんなことするくらいなら正直プログラミングしてた方が楽しいに決まってるし、けど俺にとって本当に価値のあるものって言ったらそりゃ小説で、プログラミングとかアプリ開発とかそういうの楽しいし金にもなるし自尊心も高められるし日々充実させられるけど、その一方でこれ遊んでるだけじゃんって思う。

なんなんだろ、もうなんか今このブログに書きたいことって、俺は小説が書けなくて、毎日後悔してて、けど書くことはしなくて、後悔してるって書いてるけどそれは俺が小説を大切にしてますよってことのポーズでしかないんじゃないかって思うし、俺にとって小説はもはやなんの価値もないんじゃないかって思ってしまうなともなるし、あと今まで俺はブログで俺の人生の柱は小説とプログラミングで機械学習で物語をうまいことやるみたいなこととか言ってきてるけど、マジで俺小説書いてないんだよ。何が人生の柱が小説だよ、お前の人生の、生活のどこに小説があるんだよ。

前に質問箱の麻生さんと話したって話、何度もこれ書いてる気がするけど、あのとき俺は自分自身のことをなんて紹介していいのか分からなくって、小説が書けていたら俺は小説について考えるのが好きで小説書いていますって言えたのに、今は何も言えないなって思ってて、だから小説書こうって思ったんだけど、けど書けなくて、こういう風にブログとか書いたりはしてるけど、なんなんだろマジで。

かつて俺が書いていた頃、ほんと生活の全てが小説で、というのは別に小説書かずにモンハンしてた頃もあるけど、けどモンハンやりながら頭の片隅では小説についての脳が動いていて、生活のどのタイミングからでも小説について考えることというか、そういう状態にスイッチ入ることが可能だった。そういう意味で俺は常に小説について考えていたし、これは小説について考えること、に対して情熱みたいなものを持っていたんだと思う。

けど、それが、なくなって、今俺は消えたロウソクの芯を見てそこに火がついてるって言ってるわけ。手で温めてまだあったかいって言ってるんだよな。こういう比喩的な表現を使ったりしながら。

バカみたいな話だなって思って、けど半分悔しくもなくて、後悔なんてしてんのかなほんとに、心死んでるんだよな、なんなんだろ、どうでもいいって思ってんのかな。

このブログを書き出した瞬間多少の後悔とかそういうものがあっても書き進めていくうちにその後悔すらどんどん薄く消えていってマジで凪になる。なんの温度もない。

こういうのっていっぱいあると思うんだよな。感情が揺れる、と思っていてもそれは全然続かなくって、すぐに単なる無関心になってしまうみたいなの。何もしたくねえんだよな。死にたくもねえし。ぼやーっとして気がついたら40歳になってもう何もできないなって諦めてしまってもいいかなって思って、それで終わりなんだろうか。

何が書きたいのか分からんままに書いた、けどこれマジで問題だとは思ってる、ずっと書きたいって思ってるけどその気持ちが定かではなくて、ぬるく後悔し続けている。人肌程度の後悔を情熱の証だって言い張っている。

この文章を翌日の朝に読み返して

深夜に洗濯機を回したいけど乾燥機がなかなか終わらなくて時間を持て余し、まあこういう文章書いてたんだけど、いやそもそもなんでこんな気持ちになったかというと、Kindleに『最低限のプロットと中だるみしない第二幕』っていう本があったんすよ。 下記リンク。

あなたもこの本が気に入るかもしれません。"最低限のプロットと中だるみしない第二幕"(黒部ポルカ 著)

こちらから無料で読み始められます: http://a.co/fMGHWz8

んでこれ出版社から出たものじゃなくて、個人が出してる。内容的にはバリバリの脚本術で、かつかなり実践的なアドバイスというか、よくある悩みとその解決みたいなのも書いていて、めちゃくちゃ良かった。小説の書き方系の本はたくさんあるけど、Kindle個人出版物のなかでは頭抜けて良かった。ロバートマッキーの『ストーリー』の副読本的にもいいかもしれない。それくらい良かった。

んで、これを読み始めたころはうんうんそうなんだよなって読めていたんだけど、徐々に言えなくなって、なんでかってこの人は完全に俺を超えていて、方向性はかなり似ている上に俺より脚本術について理解していた。理解ってか、自分のものにしていた。

俺も昔脚本術についての私見というか、自分のものとして噛み砕いた文章をブログに書いていたけど、そういうことをこの人もしていて、内容もすごくて、あっ俺はこの人になれなかったんだって思ってしまった。

まあそんなことを思ったわけよ。もちろん小説を書かなかったからこそ今の俺があるわけで、たぶん小説だけだったらどん底の自己肯定感と共に生きていたと思うから、今の自分で良かったなとも思う。ただ人生すごろくの回りそこねたマスという感じ。いつか書けるといいなって思います。